ブリスターフェンダー Blister fender |
ボディに貼り付けて大まかな成形をした所です。
Rのついたボディへの貼付け方法は、同じ程度の
Rをつけたウレタンブロックを作って、ボディに足付け
をしてパテを塗りこみスキマ埋め兼決着剤代わりに
しました。。どうしてもう少しだけ頭を働かせてFRP
で型取りしなかったんだろう?と今では思います。
左右のフェンダーで3cmづつ計6cm拡張しました。
2695mm+60mm=2755mmです。
これで3ナンバー枠のボディサイズになりました。
リアウィングの部分は ウレタンで作ったのですが、
真ん中が垂れてしうのでバルサ材で作り直しました。
なかなか良い後ろ姿になりました。
給油口部分は悩みました。
この画像ではウレタンを貼っていますが、結局は
給油口のフタは純正の複製を作り、蝶番で取付け
ました。もちろん運転席から開けられるようにステー
で固定フックを延長しました。
サンダーで荒削りした所です。
近所迷惑なくらい削り粉が飛びました。。。
アンテナ部分にはアンテナの伸びる延長線上に
塩ビパイプを埋め込みました。あとで余った部分を
カットしてます。ボディ上面に解体屋からもらった
ブルーバードのアンテナキャッチを付けました。
サフェーサーは買っていなかったので、余りある
純正色で代用しました。塗装して1000番のヤスリで
磨いて面を見ます。目と指の感触で細かい段差を
修正していきました。この頃になると、プロにでも
なったかのような錯覚さえしていました。
このあと、市役所からテントを借りてきて、周りを
ブルーシートで囲って簡易塗装ブースを作りました。
塗装は垂れるか垂れないかのギリギリで塗ると
綺麗になります。塗装に関しては近くの板金屋さん
から情報を得てます。垂れて失敗もしましたが、
意外と綺麗に塗装できました。
リアトランク部分は、絶対にダックテール形状にしよう
と決めていました。MR2のお尻が下がったスタイルが
どうしても気に入らなかったので。
2本の支柱上の上にリアウィングを取り付けます。
この時点でお分かりかと思いますが、リア部分の
モデルはNSXです。
ここからが大変な作業でした・・・
パテを盛る→削る→パテを盛る→削る→・・・
エンドレスかと思うくらい上記工程を繰り返しました。
この工程で使ったパテは5缶にも及びます。
全体の形状をパテで作ろうと思ったのが間違いです。
完成形状をウレタンの時に出しておくべきでした・・・
おかげでパテの厚い所では1.5cmくらいあります。。
塗装終了後、陸運事務所にて構造変更審査を受け
ました。懸架装置、ブリスターフェンダー、ロールケー
ジは審査OKだったのですが、五次元のボーダーマフ
ラーが「這いまわし方が純正と違う」という理由で
落とされてしまいました。。折角純正の斜熱板を加工
して取り付けて行ったのに・・・急遽自宅に戻り純正
マフラーを持ち込んで車検場で交換して、再検査。
構造変更検査は、一般の継続検査とは違うラインで
みっちり調べられます。車に乗ってドキドキしながら
進んで行きました。見事、すべてOKになりました!
その後、書類作業で陸自のカウンターを回り、最後の
カウンターでナンバーを3枚提示されて、その中から
好きな番号のナンバーを選びました。
仮ナンバーを外して待っていると・・・封印器を持った
おじさんがやってきて新しい3ナンバーを取り付けて
くれました♪3ナンバーの公認車両が完成しました!
これがウレタンボードです。
当時は発砲ウレタンというもが存在していません
でした。ブロック毎に切り出して車のボディに貼付け
ていきました。
当時はインターネットなんて利用する機会も全く無く
ボディリメイクの情報が無かったため、試行錯誤の
日々でした・・・
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全体にFRPを貼り付けた所です。
ガラスマットを3プライ(3枚)貼り込みました。
2cmの空き部分で、タッピングビスを使いFRPを固定
しました。FRP樹脂だけでも十分ボディに食いついて
いたのですが、ネジで固定したのは理由があります。
改造車検を受ける為にエアロパーツが「確実に固定」
されている必要があり、車検前の審査で証拠写真を
提出しなければならなかった為です。