粗目のパテでスキマを埋めます。

 

粗目を終え、中目を研磨したところです。
無理の無いラインにするため、前側には角度を
付けて研磨してます。
TRDのワイドキットのような真横にそのまま拡張
したフェンダーは、全体的なラインが崩れている
と私は感じたので・・・
フルエアロ製作記-02   Full aero Production record
FRPゾーンさんで購入したパテセットです。
粗目、中目、細目の3種類のセットです。
今回初めて使用したのですが、硬化剤が液体です。
ペースト状のものしか使った事が無いので疑心暗鬼
でしたが、硬化は良好でした。
フロントフェンダーは被せるタイプではなく、丸ごと
交換するタイプに決定しました。元のフェンダーを
かなり加工する必要があるためです。
上部にガラスマットを1枚入れてFRPにて接着。

裏側から本接合する為、ボディから取り外しました。
しかし、仮接合で埋め殺した黒テープがかっこ悪い。。

ダクトの位置が決まったので、FRPで表側を仮固定
しました。

後ろからです。
最終的に台形ボディとは逆の最大限のエグリになる
よう配置しました。
この時点でまた新たな問題が・・・
サイドスカートも現時点で作らないと全体的なデザイン
が決まらない・・・
ということで急遽サイドスカートの構想に・・・
サイドスカートはダクト部分もあり、複雑な形状になる
ことが容易に予想できるので今まで逃げてましたw

製作記が長くなりそうなので、将来も考慮してページを追加していくサイト構造にしました。
 
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懐かしい風景ですが、この状態で2ヶ月ほど作業してました。
工具がどこにあるのかわからないシーンも多々ありましたね。。

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取り外した部品を手前側に、よく使う工具類を奥の棚に配置しました。

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上はFRP樹脂で下が洗浄用のアセトンです。アセトンはよく使うのでこのツールは重宝してます。
FRP樹脂は普段は1リットルの小分け用の缶に入れて使っているので、固まらないよう密封してます。

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これからは寒い季節なので業務用エアコンを購入しようかと財布と相談中ですw

▲2008,11,16
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FRPが固まったあとに、ドア開口部とのスキマが予定より少なくなってしまい、
切断して再調整しようか悩んでいます。。

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最終的にはF側をもっと外側に出し、R側を内側に入れました。風導ダクトは逆台形にしました。

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長すぎるのは、風導ダクトのラインのままダクトに流れを作りたかったからです。
ですが、位置的に不可能とわかったので、ドアの位置で切断しました。

▲2008,11,24
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仮固定方法が思いつかなかったので、見えるオモテ側にガラスマットを1枚貼り付けました。
モールの谷部分を完全に台無しにしてしまいました。。

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こういう部分は見た目を気にしなくて良いので気が楽です。

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理想の風導ダクトが出来上がりました。
切断したドアに10mmほど入り込んでいます。

▲2008,12,14
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糸を垂らしてみると、意外にもかなりゆがんでいました。。
フロント側で1.5cmも外側に出ていました。

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私のFRP工作法の定番です。FRP端材をベースにガラスマットを貼り付ける・・・

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ガラスマットを2プライ貼り込みました。
後日取り外して裏から本固定です。

▲2008,12,23
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こうやって見るとエアロパーツらしくなってきましたね・・・

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裏側は面出しを無視できるので、ご覧のとおり汚いです。
裏側はヨレたり剥がれたりしないための強度を保つ目的だけです。

▲2008,12,28
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純正フェンダーにガラスマットを2プライ貼り込んだところです。

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ワックスで離型処理をしてあるので、これだけ複雑な曲面構成でも
無理なく抜けました。

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型に補強処置は行っていないので2プライでは意外とヨレます。。

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複製の取り方講座みたいですね。。
あくまでも改造のベースのために複製を取ってます。

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ドアのときと同じロングスタッドによる私流の仮固定法です。

▲2009,01,11
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位置出しも終了してFRPで接着。
FRP硬化時の反り防止にガムテープで固定しました。

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液体硬化剤は初めてです。垂れますがそんなに苦ではないですね。

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前側には30度くらいの角度をつけてます。無理のないライン・・・が理想です。
奥に見えるのが電動研磨器です。便利です。

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ここは補強の目的が大きいです。入れないとFRPの下端がバタバタします。

▲2009,01,31
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ドアの風導ダクトを切り取った部材で、フェンダーダクトを追加することにしました。
いつものガムテープ仮固定です。

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φ620mmの円です。

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10mm~15mm小さくなりました。
微妙にRがついているので板で押さえてます。

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不要部分を切断してタルク入りの粗目を盛りました。

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中目の研磨で成形しました。この工程は3回行いました。

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中目の時に60番のヤスリを使ったので傷だらけです。細目で埋めました。

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モール部分は我ながら良く出来たかと・・・

▲2009,02,12
 検索でこちらのページにお越しになられた方へ
 このページは、「Refined MR2」のコンテンツの一部です。
 本来のトップページはコチラ→Refined MR2になります。
Fフェンダー後方にダクトを入れてみることにしました。
角度を付けて、ドアのダクトにつながるように・・・

これが型から抜いたFフェンダーの複製です。
何度もやっているだけあって手馴れていて綺麗です。

ドアの下側と結合します。
その前に、FRP硬化時のゆがみがあるので、
風導ダクトが垂直になるよう調整しました。
糸にオモリを付けて、まっすぐ垂れるようにダクトを
板で押して木っ端で調整しました。

不要部分を適当にカットしてボディに取り付けて
みました。
ものすごい深さのある風導ダクトになりましたね・・・
ちょっとやり過ぎた感もありますが、これくらいやれば
相当なインパクトがあるでしょう。
間違いなくノーマルボディとは違う形状になりました。

今回の更新では、私が作業を行っているガレージ
について触れてみたいと思います。


画像は作業を始めたばかりの頃のものですが、
すべての部材が床に直置きです。
2次元的に部品を置いていったので、あっという間に手狭になりました。。

最後は細目で仕上げです。
さて、これはなんでしょう?
先端部分のスキマにFRPの細切れを入れて、補強と
スキマ埋めを行っています。
とりあえず取り付けてみました。
ドアの張り出しに合わせたラインにしてあります。
前側で15mm、後ろ側で40mmのワイド化です。

ガラスマットを2プライ貼り付けました。
画像では左側の凹んだ部分です。

FRPの端材をスキマに入れてガムテープで仮固定。
このあと、FRP樹脂だけを塗って端材が動かないよう
にしました。
赤外線照射器があるとは言っても、手間が増えます
が、端材が動いて形状が変わってしまうよりはマシ
かと。

仮固定のFRPが固まったら、裏側で本固定します。
裏側で見えない所ですが、確実に接着するために
ネジローラーで空気を抜いていきます。

風導ダクトを仮置きしてデザインをみているトコロです。
さんざん言ってますが、この部分がこのエアロ製作の
重要ポイントなのでけっこう時間かけて悩んでます。

ドアの下側を作ります。
ボディとのガイド部はあらかじめ作っておきました。
風導ダクトを作ったときのコンパネで板状のFRPを
作り、画像のように位置合わせをして貼付けました。

これは便利ツールです。
一斗缶の溶剤やアセトンを小分けするときなどに便利です。
赤いレバーを倒せば一斗缶ごと倒れて小分けカップに注ぐことができます。
一斗缶を抱え込んで傾けて注ぐと、こぼれるわ安定しないわで大変なんです。

中古オフィス家具屋さんより棚を購入。
これで3次元的に部材を整理できて広くなりました。
棚の威力にちょっと感動してますw

後方より作り込んだモール部分を・・・
ダクトなんか作っちゃったもんだからそこも纏めなきゃ
なりません。。最終仕上げはまだ先になります。
中目のパテで成形します。
答えはタイヤアーチでしたw
純正はRが大きすぎるんですよね。。楕円だし。
ここはレーシングカー並みの真円にしましょう。

メス型にガラスマットを2プライ貼り付けました。
前もって貼る位置に合わせてガラスマットを裁断して
おくと慌てず作業ができます。

離型したメス型です。
慣れてきたせいか、空気も入らず綺麗に出来てます。

ドアの骨格がほぼ出来上がったので、今度は
Fフェンダーの製作に入ります。
Fフェンダーも純正から型を取り複製を作ります。

オモテ側からのガラスマット貼り付けでは確実な
接合はできませんが、他に方法が見つからず。。
2プライ貼り付けて硬化待ちです。

ガレージの全景です。
利便性を考えずに始めたので、明確な間仕切りは
していないのですが、画像向かって右側でFRP作業
を行い、奥でFRP等の切断研磨作業をやってます。
手前の空間がもったいないので、そのうち車を移動
させて作業空間を広くしようかと思ってます。