フルエアロ製作記-05 Full aero Production record |
サイドスカートフロント側の空間を発泡ウレタンで
埋めます。
時系列は前後しますが、実はコレが発泡ウレタンの
初作業でした。
ダンボールとガムテでテキトーに箱を作りました。
ガムテープのおかげで簡単に剥がせました。
かなり丈夫な感じのものができました・・・
今度はサイドモール下の汚い部分をフラットにします。
いままでの作業の積み重ねでこういう細かい部分に
処理のしわ寄せが来ています。
不要部分をカッターで切り飛ばして、密着した
ダンボールを剥がして成形しました。
発泡ウレタンは初だったのですが、この作業でクセ
が大体わかりました。
少しくらいのスキマならウレタン自身の粘度で漏れな
いだろうとタカをくくっていたのですが、そんなことは
まったく無く、希釈していない塗料と同じだと感じま
した。つまり、1mmのスキマもあってはいけない。
ということです。
この板はリアフェンダー側の部品です。
マジックで丸印を付けた板と接着します。
丸印を付けた部分でエアダクト部のエアロと共締め
する予定です。
3回目・・・
これが出来上がったモールドです(右側)
Fフェンダーに合わせてモールドの幅も広くしました。
ちょっとボケてますが真っ直ぐなモールドができました。
不要部分を切断して、パテで成形したあとです。
ゆがみのないフラットな面になりました。
・
・
・
ん?
なんかモールドが真っ直ぐじゃないように見える・・・
いつものようにFRPの残材でスキマを埋めます。
こうすることで無用なゆがみを発生させることなく
接着できるのです。
そしてこれが純正ボディと完全密着するエアダクトの
ベース部分です。サクっと書いてますが実は結構
時間かかってますw
ボディに当てがって「カチッ」と装着できる感じがとても
良いです。
次回の更新では、硬化剤を間違えて失敗したサイド
スカートの修正記から手を付けます。
25倍発泡ウレタンです。2液混合で発泡します。
これは結構な値段がします。
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エアダクト部をボディに完全密着させるため、
土台部分を成形します。
裏側ベース部分です。
ウレタンの圧力で意図しない部分が押されて、ボディ
に密着していない箇所ができてしまいました・。
これは左右共ベース部分は作り直さなければいけな
いレベルです。。
箱状にしてスキマをガムテープで埋めて、
1回目の発泡ウレタン注入です。
エアダクト部の製作に入ります。
純正ボディと密着するベース部分をFRP 2プライで
製作しました。
型取ったサイドモールドは今までの作業で半分くらい
が埋まってしまったので、墨だし器で真っ直ぐな線を
引き、ディスクグラインダーで真っ直ぐに切って作り直
したのですが、こうやって端から見ると真っ直ぐになっ
ていません。多分にテクニックのせいだと思いますが
又パテ埋めして切り直してもうまくいく気がしません。
そんなこんなでホームセンターへ行き、ディスクグライ
ンダーのガイドになりそうな物がないか探しました。
「絶対ある!」と思っていたら、ありました♪
サイドモールを基準ラインにして同じように木材で
ガイドをつくります。
必要箇所にFRPを2プライ貼り込んで、樹脂を大目に
塗ります。エアダクトのベース側にも樹脂を塗って・・・
今度はサイドスカートのフロント先端部分です。
タイヤアーチとのつながりを見ながら、FRPでガイドを
作り、それに合わせてダンボールで型を作りました。
前回の教訓を活かして、隙間無く箱を組みました。
が、写真はだだ漏れですwいや、これは作りすぎた
ウレタンが湯口から溢れただけです。
その板の下にもう一枚FRP板を入れます。
これはエアダクト部側の部品になります。
4回目を注入して密封しました。
ダンボールがパンパンに膨れています。
この状態で一晩置き、翌日ダンボールを剥がしました。
取り外して裏側からの状態です。
上記FRP板を長めに配置して、ドアとサイドスカートと
のスキマ調整後に切断して、補強のために三角形に
なるようにFRP板を接着しました。
ダンボールを剥がした状態です。
なんとかベースの形にはなったので良しとします。
混合比はテキトーで良いかな・・・という感じです。
比率によって固い部分と柔らかい部分があります。
画像の部分で3回作ったのですが、溢れているのが
3回目のもので一番固かったです。どちらかの液が
多かった気がします・・・
缶スプレータイプの発泡ウレタンをそのスキマに注入
します。これでリアフェンダー側とエアダクト側のパネ
ル面はフラットになります。
樹脂硬化後に電動サンダーで研磨した状態です。
綺麗な真っ直ぐの面ができました。
私は板金のプロではないので、真っ直ぐなゆがみの
ない面をパテ成形で作り出すことができません。
それはブリスターフェンダー製作時に痛感しました。
なので真っ直ぐな面を作りたい時には、コンパネ上で
3プライ以上のFRP板を作って貼り付けるようにして
います。
混合して1分くらいで発泡し始めます。
テキトーな箱を作ったもんだからスキマから溢れて
きました。。
画像は完成してますが、工程は、
裏側にFRPを2プライ貼り、タルクパテを盛り、中目の
パテで成形という流れです。
なにはともあれ、一番作りたい部分だったので早速
マジックでラインを入れて全体像を妄想しますw
結構深いエアダクトになりそうです・・・
このエアダクト部は、純正ボディにしっかり密着させ
たいので、以後、細かいスキマ等の修正を行います。
2回目・・・
エアダクト部は後々の作業性を考えて、発泡ウレタン
で製作するので、ダンボールで型を作ります。
FRPのベース部分は発泡ウレタンと接合させます。
ダンボールはウレタンからはく離し易い様、全面に
ガムテープを貼ってあります。
ガイドと刃の位置を出し、金定規をガムテープで固定
してガイドを付き合わせながら慎重に切っていきます。
刃は4mmの深さに切れるよう調整してます。
見事に真っ直ぐな切り込みができました。
切り込みに対しグラインダーで斜めに削り、山を作って
モールからFRPで型取った冶具を作り、モールド部分
を作りこみました。
この部分はFRPの残材で仮固定できるスキマがない
ので、樹脂をスキマに流し込んで固定しました。
サイドスカートの骨組みが出来たので、そのラインに
合わせてドアにFRPの板を貼り付けます。
このFRPの板は、樹脂の接着でゆがまない様に、
3プライの板になっています。
貼り付けます!
今回はエアダクト部が逃げないように、板で横からと
上からしっかり押さえつけました。
サイドスカートとのスキマにも缶スプレーウレタンを
注入しました。
装着してみた画像です。
サイドスカート全体の成形も行う必要があるため、
この後、発泡ウレタン部分は、しばし放置になります。
スキマが出来てしまったベース部分の作り直しです。
アルミテープで養生して離型用にワックスを塗りこん
であります。