ポータブル保冷庫 改造 Cold_storage_remodeling
自宅のPC作業部屋に、卓上保冷庫を導入して1年半が経ちます。
購入したのは 保冷温庫 ポータブル 4L VERSOS です。
安いペルチェ式保冷庫なので、外気温マイナス7℃くらいがいいとこです。
私はゼリー飲料とコーヒーしか入れないので、キンキンに冷やす必要がないので保冷庫にしました。
結構イイ感じに冷えてくれて重宝していたのですが、ここ最近冷えなくなってしまいました。
修理も兼ねてグレードアップ改造を行ってみました。
今回はコンテンツ化する予定ではなかったので改造途中の写真がありません。
結果、意外なほど冷えるようになったので公開します。
ペルチェ方式なので外気温より低く冷やせないし、
キンキンに冷やすこともできません。
冷却用のファンが回っているので無音でもありません。
よくレビューで「冷えない」と言っている方は
冷蔵庫と勘違いしているのでしょう。
でも人間は不思議なもので、外気より5℃低いだけで
「冷たい」と感じてしまいます。
実際この保冷庫を使うようになってからは中から
取り出した飲料は、常に冷たいと感じています。
それが最近では冷たいと感じなくなっていました･･･
ところ、すぐに原因が判明しました。
ペルチェ素子とヒートシンク接合部のグリスが
粉になってました。。
PC自作も長いことやってるので、ここは単純に
熱伝道グリスの劣化以外に考えられないと結論。
行き着けのPC屋で3gで1500円という超高性能グリス
を買い、ホームセンターで銅板を1枚購入しました。
庫内の吸熱部を銅板で大型化し、熱が伝わる接触部分
にはすべて高性能グリスを塗布しました。
画像は改造後1時間の時点での温度結果です。
外気17.3℃に対し、庫内は5.5℃です。
－11.8℃！！
なんか冷え過ぎな気がします･･･
寒い朝とか大丈夫なんだろうか･･･
ゼリー飲料を飲んでみると凄く冷たかったです。
本当は冷却用のファンも静穏タイプに交換しようと思っていたのですが、分解したときに
ファンの型番を調べてみたら、8cmの12Vファンで7000rpm！！
いやいやいや、そんな超高回転なファンは日本では売ってないよ。。
この静穏化時代に爆音高回転ファンは流行らないよ。。
風力の少ない2500rpm静穏ファンに交換すると、単純に熱をさばけなくなるから冷却効率が落ちる。
ということはそのまま純正ファンのままが一番良い。
いやでもそんな超高回転で、あの気にならない程度の音は逆に凄い！！
ということで、予想以上に冷えてしまった ポータブル保冷温庫 改造 レポートでした。