フロントスピーカの取り付け Installation of front speaker |
こういったFRP材料一式がセットになっている物が便利です。
私のように大量に消費する場合は専門店が安くなりますが、
今回だけという方にはセット品がお勧めです。
ひとつだけ言えることは、ハケやローラーは使用後にアセトンで
よく洗ってください。道具を長持ちさせるコツは洗浄です。
次回何か作ろうと思ったときは、必要な樹脂、ガラスマットのみを
購入すれば無駄がなくなります。
これが今回取り付けるTS-C06A 16cmスピーカ。
たった4cmの差ですがかなり大きく感じます。
ちなみにクロスオーバーとツィーターは、TS-C02A
と同じ物なので流用します。
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運転席側の角度は鬼です。
ロールケージが無ければベストな向きを出せたと
思うと少し残念です。
アウターバッフルの内張りとなる本体部分をFRP
で製作します。
画像のものがFRPのセットです。
ポリエステル樹脂1kg、硬化剤、ガラスマット、
洗浄用アセトン、FRP作業用トレイ。
今回はポリエステル樹脂のみ不足していたので
買い足しました。材料はセットで1万円くらいです。
いきなりですが、バッフル製作に入りました。
15mm厚のMDFから4つのリングを切り出しました。
画像は、スピーカに角度を付ける為にスラント加工を
している所です。
マスキングテープを貼り、離型剤としてワックスを
塗ります。私はいつも2回塗りで済ませます。
画像はガラスマットを1枚(1プライ)貼った所です。
バッフル、スピーカを仮固定して、内張りとの干渉を
みます。外側に出るスピーカに合わせて内張りを
切り抜きます。
実はバッフルの形状を出すときから内張りとの干渉
はみています。内張り内部にクリップ用のリブがあり
強度を確保するためこれを残しておきました。
そのリブを避ける為にバッフル外形はギリギリの
大きさになっています。
スピーカ固定用の鬼目ナットを打ち込みます。
バッフル固定用の穴は、ザグリ加工をしてボルトが
表に出ないようにします。
ファイバーパテの盛り削りを繰り返し整形しました。
このあと防水用に塗装しています。
80番のヤスリで成形。
車のボディと違って、きれいな面出しが必要ないので
気が楽です。
外形をサンダーで削り取った所です。
スラント加工したものを貼りあわせ、15mmの無加工
のものを貼っています。
周りにはファイバーパテを盛ってあります
完全に硬化したら、おおまかな形状を決めて
油性マジックで書き込みます。
マイナスドライバーを突っ込んで離型します。
クイックメンダーはエポキシ樹脂の2液混合型の
速硬化接着剤です。
用途を選ばないので重宝します。
こ一時間ほど
我ながら良い出来だと自画自賛してました。
これは雑誌に載っていた小技です。
配線用クリップを利用して内張りと固定する方法。
FRPの積層が3プライ終わったあと、FRPと内張り
ごとクリップが入る穴を開け、クリップを接着剤で
固定します。
クリップの先端を内張り内部で曲げれば、アウター
バッフルがしっかり固定されるという小技です。
ドアに仮固定して角度をみます。
運転席のヘッドレスト部に音が来るようバッフルの
スピーカ面を削っていきます。
助手席側と運転席側では角度が違います。
実は、購入したスピーカーカバーがこの円の中には
入らない事が発覚。。急遽設計変更しました。
FRPの円形部分を丸ごと切断し、バッフルとFRPを
ドアに固定して板の細切れをホットボンドで固定して
高さを合わせ、板の裏側にFRPを貼り付けました。
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今まではTS-C02A 12cmのスピーカでした。
これでも良かったのですが、欲が出てきました。
純正のブラケットに加工無しで付いています。
完成したアウターバッフルを内張りに固定します。
配線用クリップを内張り内部で曲げて固定。
その後内張りをドアに取り付けてアウターバッフルを
ドアのネジ穴に固定、そしてスピーカの取り付け。