ショックアブソーバーの交換 Exchange of a shock absorber.
道路のヘコミやアスファルト補修された段差を通過した時に、リアがおかしな滑り方をする事がありました。
ちょっと高速で走っている時にはその現象がよくありました。
段差を通過するとリアが流れて、真っ直ぐな道なのにカウンターを当てて修正するという怖い車でした。。
前回の車検時点検でショックにオイルがにじんでいるのを確認していたので、恐らくショックが抜けたんじゃ
ないかとは思っていました。
最近はその滑りが頻繁になってきたので、ホイールのスキマから恐る恐るショックを覗いてみました・・・
私のショックは青いシェルケースのハズだったのですが・・・真っ黒なモノが見えました Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
ショックに封入してあるオイルが漏れまくってるってことです。

私が愛用していたのは、TBSというショップブランドのショートストローク加工されたショックでした。
かれこれ15年くらい前に購入したものです。さすがにもう寿命でしょう。。
ということでオーバーホールなんてケチな事は言わずに奮発して新しいショックアブソーバーを買いました。

中古ですがw

TEINの「MONO FLEX」というショックアブソーバーセットです。
もう峠や湾岸に行かなくなって久しいので街乗りメインでの選択です。ホントは安かったからw
サス交換はリフトやインパクトが無いと面倒臭いの一言に尽きます。
リフトもインパクトも無いマイガレージでのALL手作業での交換作業に入ります。既に気が滅入ってます。。
 
...

前回車検時にはシェルケースの青が見えていました。

...

フンフンフ〜ン♪

...

綺麗な緑ですw

...

「博士・・・この茶色いのは・・・サビ・・・ですか?」

...

緑色が好きになりました

...

これで12000円です。。

交換後のインプレは・・・真っ直ぐ走るようになりましたw
やっぱり安定感がまるで違います。もれなく段差が付いてくるコーナーをスピードを上げて通過しても全く
滑りません。コレです!これなら踏んで行ける (*´艸`)ムフン
ただ今までより若干固い感じがします。減衰力がいま現在どうなっているのか未確認だったので近日確認
と調整をして私好みにセッティングしようと思います。


足回りを交換したらアライメント調整は必須です。
タ○ヤ館やオ○トバックスで頼むとアライメント測定2万円、調整1ヶ所5千円(全輪2万円)合計4万円ての
が私の古い記憶だったので、今まではトヨタで診てもらっていました。測定調整込みで5000円程度。
ですが、最近の車はアライメントの調整項目がトーくらいしかないのでアライメントテスターを排除したとの
こと。。う〜ん、困った。。違うトヨタにはあるのかなぁ・・・
でもまぁ今のところハンドルから手を離しても真っ直ぐ進むのでいいかな・・・
という感じになってしまうくらい真っ直ぐ走りますw

以上、ショックアブソーバーの交換レポートでした。
▲2011,10,13
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忘れてました。
フロントのスタビリンクはブーツが破れてクタクタだった
ので新品に交換しました。
TEINのショックに付いていたスタビリンクを外すのに
往生しました。。スパナもレンチも入らないので、
ブッシュ基部をプライヤーで挟んでスタビリンクを回し
て外しました。新品リンクももったいないけど同じよう
にして取り付けました。

サクっと交換!
てなワケにもいかず、、フロントは車高が低すぎて
フロアジャッキが入らずサイドシル片側だけ上げて
作業を進めたところ、スタビライザーにテンションが
かかってスタビリンクのボルトが抜けない状況に
陥りました。。なるほど。。
パンタジャッキでもう片側を上げてテンションを無くす
と簡単に抜けました。
メーカー純正の細いスタビなら手で強引に押し下げる
こともできそうでしたが、私のMR2にはメーカー不明の
青くて太いスタビが装着されてました。

ということで交換は終了。

この画像は右フロントですが、ココだけオイル漏れが
ありませんでした。

続いてフロント。
基本的にやることはリアと同じなので割愛。
ただ、フロントはロワアームとアッパーブラケットの
距離が近いので取り付けはラクです。

タイヤを外して惨状を確認。
すべてが真っ黒です。。触るのも嫌になります。。

まずリアです。
ボンネットのサイドフードを外してアッパーマウントの
ナット3つを外します。当然固い。内1コのナットは
脱落防止用に半分ほど掛けておきます。
(14mm)
スタビリンクはTEINショックに付いているので
スタビ側を外します。(5mm六角レンチ14mmメガネ)
スタビリンクは運が良いと14mmだけで外れます。
ブレーキホースのクリップをプライヤーで抜きます。
ロワーブラケットのナット2つを外します。
(19mm)
ここは固い!長めのメガネに単管を入れてトルクを
増した状態で回します。キャリパー付けたままなので
スペースも無いので大変です。
外れたら、左手でショックをしっかり保持して右手で
アッパーのナットを外します。ガコッと落ちてくるので
気合で受け止めてください。

上の真っ黒なショックは右リアですが、外してみると
ショック自体は完全に抜けて底突き状態でした。。

取り付けはこれの逆手順で。
取り付け時はスタビリンクは14mmだけでは無理かも
しれません。それに掛かっていたテンションが無く
なったので5mm六角レンチが必要と思います。

←ほとんど新品のような新しいショックアブソーバー。

取付けで一番大変なのは、重いショックを片手で
持ちながら、クルクル回るアッパーマウントを何とか
制してボルトを入れる所だと思います。慣れで何とか
なってしまいますが。

ということで←は取り付けた画像です。
とても綺麗です。機能美とも言うべきふつくしさです。