関東大雪 heavy snow

 

 

 

2014年2月14日 朝方4時頃から降り始めた雪が、関東で記録的な大雪となりました。
日本全体を覆っていた寒気と、多発した南岸低気圧の影響で、前週2月7日の雪も溶け切らぬ間に
14日は豪雪となりました。
私が関東に移り住んで20年を超えましたが、地元でこれだけの雪を見たのは初めてでした。
2月7日の大雪除雪作業の疲労も取れていないうちに、さらに輪をかけての大雪。。疲れました。。

自宅は山側にあるので、平野ではあまり降らなくてもこちらはかなり積もります。
 
...
左が2/7、右が2/15です。

2月7日の降雪でも初めての大雪だったのに、2月15日の降雪量は我が目を疑うレベルでした。。
7日はまだ車が半分以上見えていますが、15日は地面と一体化していました。
自宅前の国道は相互2車線ですが、15日はバスも運休していたので、ワダチが1車線分しか
ありませんでした・・・まぁ車自体ほとんど走っていなかったのですが。。

14日の夜、吹雪の中で行ったのは、
エアコン室外機の除雪 です。
雪に埋もれてしまうと霜取機能が働いてエアコンが暖房を止めてしまうのと、端的に室外機が壊れて
しまうのを防ぐためです。4基あるうち1基(リビング用)は吹き溜まりにあったので大変でした。
しかも室外機にたどり着くまでが大変。。(上の画像で家の左側の壁の真ん中あたり)
ふとももの付け根あたり(70cm)まで積もった雪を掻き分けて行きました。。。
室外機が雪に埋もれないための小屋を作ろうと決心しましたよ。

15日は朝から除雪でした。
放っておくと溶けるんですが、降雪したばかりの雪はやわらかく軽いので今のうちに・・・という事で。
まぁ、大変でした。
駐車場が広いことと、車を出すために道路に積もった雪まで除雪する必要があったので。。
14日降り始めから15日の除雪、16日の除雪までを4分にまとめました。
自宅の監視カメラ映像を編集しました。

当人なので除雪の様子を10倍速くらいで眺めていましたが・・・「俺休憩しすぎ!w」
作業時間の半分くらいはタバコ吸ってました。腕と腰とふとももがすぐ悲鳴を上げるので。。
カメラ位置のおかげでレンズに雪が当たって降り積もる様子が見にくい場面もありますが、
徐々に積もっていく様はわかります。雪ってなんか不思議です。

...
すごくかっこ悪いと思います。。。

除雪作業も落ち着いた所で、大嫌いなスタッドレスに履き替えました。
(ノーマル路面でグリップしないから嫌いなだけです)
当然持っていなかったので買ってきました。近隣にあるオートバックス、タイヤ館に行きましたが
全滅でした。いつもお世話になっている中古タイヤの湘南タイヤ販売さんに電話すると
「いっぱいあるよー」てことなので鉄っちんホイールと組み合わせてもらい買ってきました。
スタッドレスタイヤは経年劣化で氷上グリップ力が低下するということだったので、中古には抵抗あり
ましたが、交換した当日の夜に道路がブラックアイスバーン状態になっていたのでテストしてみました。
ズルっとすべる感覚はありましたが確実に止まってくれました。ちなみに購入したのは2009年製。
1セットはガレージにでもストックしておこうと決めました。

翌日は月曜なので仕事に行く準備は万端でしたが・・・
翌朝は大渋滞でした。。自宅を出て1時間かけて300m進んだところでUターンして帰ってきました。。
その日は午後出勤。。


雪に慣れていない関東は本当に雪に弱いですね。
亀の子スタックした車を5台助けてあげました。なんでもない坂道でスリップしているノーマル冒険車も
いました。公共交通機関の混乱や大渋滞が完全に回復したのは20日でした。
埼玉では2週間も陸の孤島となった地域もありました。
「過去にこんな事はなかった」という声が多数聞こえてきますが、たぶん人類が経験していないだけで
有史以前には何度もあった事だと思います。
未曾有の大地震や火山噴火、アメリカを襲っている大寒波など、地球は常に動いていて今その激動
の時代を我々は生きているのではないかと思えてきます。
近年は「初めての体験」とされる災害が多いです。大地震、大津波、大雨、猛烈な台風・・・
災害を乗り切れるための対策だけは講じておきたいと、最近少し危機感を持ち始めました。

余計な被害妄想になってしまいましたが、以上で大雪レポートを終了します。

▲2014,03,08
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