この画像を見て「ホーネットだ!」と分かる方は、若かりし頃に一度は目にした事があると思います。
所有されていた方もいらっしゃるかもしれません。
1980年代、私もホーネットを所有していました。
小学生でした。お年玉で購入しました。
というかお年玉以外では買えない高価なオモチャでした。
2004年後期に、タミヤから復刻版として再販され、組立済みフルセットのXBシリーズも販売されました。
存在は知っていたのですが、なかなか機会がなく・・・
自宅ガレージも落ち着き、少し時間的にも余裕がでてきたので、ついに購入しました。
タミヤ/XB ホーネット コンボミドルセット(2.4Gプロポ付) (完成品)
上記リンクのバッテリーx2ヶと充電器、放電器の追加セット品を購入しました。
実車を手にとってみた瞬間に、小学生の頃に入り浸っていた「国分模型」での様々なシーンがよみがえりました・・・
店長の中島さん(現在は名前が変わっています)に模型やラジコンのことを色々と教わりました。
現在の私の基礎となっています。
以下、とりあえずレビュー的なレポートとなります。
早速注文しました。4独改造部品!w
実は小学生の頃にも一度やっています。
当然、中島さんや上級生のアドバイスありきでしたが。
当時はヒロボーゼルダの脚を移植する改造でした。
今では完全に絶版部品なので識者の知恵を授かります。
タミヤR/Cバギーのすべて (エイムック (1164))
これに図解で詳細に改造方法が載っています。
改造内容は30年前と同じで他車の脚移植です。
下記の必要部品をタミヤカスタマーサービスにて代引で注文しました。
OP527 32mmチタンターンバックルタイロッド 2本入-1ヶ)
OP525 18mmチタンターンバックルタイロッド 2本入-1ヶ
SP592 5mmピロボール 10個入-1ヶ
SP591 5mmボールカラー 5個入
SP596 5mmアジャスター 6個入
SP576 3mmイモネジ 10個入
SP577 3x10mmタッピングビス 10個入
SP1211 3x5mmフラットビス 5個入
OP22 3mmアルミロックナット 10個入-1ヶ
SP966 TL01LAサスアーム 2ケ
SP965 TL01LAリヤアップライト 2ケ
OP29 1150ラバーシールベアリング 4個入
OP830 TNSステンレスサスシャフト 1ヶ
SP519 CVAダンパーミニ 1セット
19805503 ローバーミニクーパードライブシャフト 2本
19805082 グラスホッパースプリングマウント 6個
19405916 キングハウラージョイントカップ 4個
ところが一番重要なサスアームとアップライトが生産終了でした。。
慌てて探して購入したのが下記。
SQUARE/SWR-40BK/アルミリヤハブキャリア
SQUARE/SWR-31RBK/アルミリヤワイドサスアーム
SP883 39mmドライブシャフト
10005069 グラスホッパーBパーツ
ほぼ教本通りにやって完成しました。
使えなかった物もあるので最後にリストをまとめます。
トレッドが車輪外側で220mm→260mmに増えました。
CVAミニでは長さが足りず、ギヤボックスが底突きしたのでCVAショートに交換しました。
スクエアのワイドアームを採用した関係で、変更を余儀なくされた物もあります。
いま画像見てて気づいたんですが・・・
アームの取付位置が左右で違う!リベンジ・・するか・・
教本と違う所を補記します。
アッパーアームは18mmターンバックル→32mmターンバックルに変更。
ドライブシャフトはローバーミニ用→39mmに変更。
シャフト切断寸法はギヤ側28mm、タイヤ側42mmで教本と同じでOK。
ギヤ側のジョイントカップが、開口穴に若干入り込んでしまうので内径4mmのスペーサーを入れてあります。
手持ち品をグラインダーで削りながら調整したので、長さは不明w
グラスホッパーBパーツ(ギヤボックス)を購入した最大の理由がコレです。
ホーネットはローリングリジッドアクスルという機構が追加されていて、ここが上下に動くんです。
走り出す時に、ココがガコッと動く事で、モーターのトルクが一瞬抜けてしまうんです。
実車でもエンジンマウントを強化してトラクション抜けを防いでいるのに、この機構は良くないです。
なのでグラスホッパーの動かない機構に変更しました。
これは4独化とは関係なくやった方がいいです。
肝心の走りはどうなったか?ですが、比較動画をつくってみました。
遠めでわかりづらいですが、ノーマルのリアの跳ね具合を注意して見てください。
不要な物も買っているので2万円くらいは使っている感じです。
サスアーム関係が高いだけで、他に良いタミヤ純正部品があれば1万円くらいには収まるかと。
「それだけ出費するなら他のシャーシから脚丸ごと流用した方が安い!」って声もありますが、
違うんです、ホーネットのギヤボックスを使用することにこだわっているんです。
小学生の頃にやった改造がベースになっている事と、ギヤボックス変えたらギヤ比という
ホーネット独自の個性が無くなって、それはもう別の車となってしまいます。
思い出の車だからこそこだわりたい・・・そんな心境です
実は4独改造後に走らせていて気になった事が・・・
今度はフロントの跳ねが目立つようになったなぁ・・・
以上、タミヤ RC ホーネット レポートでした。
▲2019.02.10