Refined MR2 -NV200 オフィスカー製作-
Refined MR2管理者のNV200オフィスカー製作解説です。
Refined MR2管理者のNV200オフィスカー製作解説です。
NV200 オフィスカー製作
PC用サイトはこちら
10年ほど前からオフィスカーを作りたい…と思っていました。
取引先の駐車場内で仕事をして、不具合があれば即現場に駆け付けて対策が打てる。
そういうスタイルが理想でした。
ですが、一番のネックは「電気」でした。
消費電力の多い3D CAD PCや冷房設備、それらを賄えるポータブル電源は途方もない金額…
それが、先日
自作したポータブル電源
で解決しました!
一番の問題を解決出来たことで、私の妄想はフル加速してNV200バネットを買っちゃいました。
コロナの影響で在宅リモートワークにも慣れていたせいか、仕事をする上での必要なスペースは
把握できていたので、ハイエースやキャラバンクラスのサイズは必要ないと思っていました。
軽バンも候補に挙がっていたのですが、実際に荷室にイスを持ち込んでみると
天井に頭が当たってまともに座れない事がわかり却下となりました。
なのでタウンエースかバネットクラスの中型バンに絞られる訳ですが、タウンエースは以前
乗った事があり、タイヤハウスが足元にあり擦れて痛かったのでバネット一択となりました。
長くなる事が予想されますが、オフィスカー計画 始動です。
こちらが購入したNV200 バネットです。
型式:DBA-M20、エンジン型式:HR16。
16Sというグレードで元は7人乗り仕様のワゴンでした。
現在は2名乗車の小型貨物に構造変更を受けています。
これはゆくゆくは自分で構造変更するつもりだったので願ったり叶ったりでした。
4ナンバーなので1年車検という弱点はありますが、2年車検よりも税金が安いというメリットもあります。
何は無くともまず車庫証明書の申請です。
必要書類はすべて
警視庁のホームページ
からダウンロードして記入して警察署へ行きます。
警察署へ入る前に隣接した交通安全協会で収入証紙を購入しておきます。
書類一式と収入証紙をファイルに入れて受付に提出すると、納入通知書兼領収書がもらえます。
これで申請は完了です。
納入通知書兼領収書に交付日付が書かれているので、その日以降に警察署へ行き、車庫証明書を受け取ります。
問題があれば交付されませんので、その場でしっかりと理由を聞いてください。
車庫証明が取れたら名義変更です。
必要書類
1.車検証
2.譲渡証明書
3.委任状
4.印鑑証明書(旧所有者と新所有者 分)
5.車庫証明書
6.申請書
7.手数料納付書
8.自動車税申告書
運輸支局に行ったら、まずは場内の印紙販売窓口で移転登録手数料分の印紙を購入してください。
印紙を書類一式のファイルに入れて、そのまま隣接する代書屋さんに入って書類作成を依頼して
ください。しばらくすると上記必要書類の6,7,8が渡されます。(代書代は1500円程度)
そしてそのまま陸運支局本棟の受付1番に向かい、発券機から整理券を受け取り待ちます。
番号が呼ばれたら書類一式を提出します。今度は大きい整理券がもらえます。
混み具合にもよりますが、30分くらいで番号と名前を呼ばれるので、名義変更された新しい車検証を受け取り、内容確認をします。
そのあと自動車税事務所へ行き、税金の処理を行って完了です。
任意保険に加入後、やっと乗り回せるようになります。
日産ディーラーに行き、6か月点検の予約をしました。
個人売買だと車がどういう状態なのかわからないので、
正規ディーラーでの点検をお勧めします。
24000円くらいでした。
この車はタイミングベルトがチェーンなので寿命が長いです。
さすが商用車という感じです。
プラグ交換を勧められました。。
近々で仕事で遠出をする予定があったので、
乗り回す上で最低限必要な物を買い揃えました。
・ 大型バックミラー
・ CAR CHARGER
・ タブレットホルダー
・ NV200リアサンシェード
・ NV200ダッシュボードマット
・ タイヤ空気圧モニター
タブレットカーナビをダッシュボードより上側に設置したので、運転中に太陽の直射で
タブレットが高温になりエラーが出る危険があります。
タブレット用のサンシェードをオートバックスやホームセンターで探したのですが見つからず。。
無い物は作るしかないのでFRP工作でそこそこ良い物を製作しました。
今回はベース車両紹介のみですが、次回からはオフィスカー製作をお伝えできると思います。
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.00 でした。
▲2021.05.08
とりあえず、カーペットと後部座席を撤去しました。
元が7人乗りのワゴンタイプだったおかげで、カーペット3枚、タイヤハウスカバー、リクライニングリアシートという豪華仕様で、外す物がたくさんありました。
想定外だったのがメルシートです。豪華仕様なので防音、制振のために貼られていました。
床パネルの凹部に根太を敷き詰めたかったのですが、メルシートがあると正確な高さが出なくなってしまいます。
中央部だけ根太を貼る事にしたのですが、一晩よくよく考えて必要最低限の根太を敷くという結論になりました。
左右にも根太が欲しいので、メルシートを剥がします。
その昔にハチロクのフロアメルシート全剥がし以来の作業です。
とにかく面倒くさいのでやりたくない。。
画像のように⊖ドライバーとハンマーで剥がします。
夏場でなければ意外と簡単に剥がれます。
今回は全てではなく部分的なので気が楽です。
ブチルが残るので、ブレーキクリーナーで根気よくこすると綺麗に取れます。
左右と後部に根太を追加しました。
これで合板がしっかりと固定できるようになりました。
画像でたくさん貼られている長方形銀色の物はレジェトレックスです。(制振、防音材)
メルシートが無い部分は1.5mm程低くなるので、レジェトレックスで高さを合わせました。
Amazonで80枚入りの超お得な物を見つけたので即買いしました。
紹介したかったのですが在庫切れになっていました。
・ 同サイズの10枚入りレジェトレックス
純正カーペットを型にして、プラダンに写し取ります。
プラダンを切り出して実車合わせで微調整しました。
次にプラダンを合板に貼り付けて型取りして同じように切り出しました。
やる事は簡単なのですが手間ばかり掛かる工程でした。
後部座席はもう付けないので塞いであります。
運転席後ろ当たりにヒューエルポンプアクセスハッチがあるので、そこは切り抜いておきました。
合板を車に載せて確認。いい感じですね。
この合板は4mm厚のものです。
普通は12mm厚の合板にクッションシートが定番だと思いますが、
私は床板を敷きたいので、この板は4mmにしています。
床板が12mmあるので、なるべく厚みを抑えたかったのです。
キャスター付きのイスを置くので、硬い床が欲しいのです。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.01 でした。
▲2021.05.15
4mm厚の床板ベース材を型にして、12mm厚のフロア材に形状を写し取りました。
ジグソーでの切り出しに1時間くらい掛かりました。
ジグソーの下面にマスキングテープを貼って、フロア材に傷が付かないようにしていたのですが、
最後の方ではマスキングテープが擦れて破れたのかフロア材に傷が付いてしまいました。。
急がず慎重にやるべきでした。
床板ベース材の裏側にはアルミホイルを貼りました。
断熱のためですが、効果があるのかは正直わかりません。
このアルミホイルはBBQ用の厚手の物を購入しています。
・ BBQ用厚手アルミホイル
8mあるのでお得感あります。1個と半分使用しました。
気休め程度だとは思いますが、アスファルトから放たれる輻射熱を少しは跳ね返してくれると思います。
床板ベース材を根太に打ち付けます。
16mmの長さのコーススレッドが無かったので木ネジを使っています。
レジェトレックスを貼り付けたおかげで均等な床面が出来ました。
4mm厚ですが、そこそこ強度があり歩いても割れそうな雰囲気はなかったです。
フロア材を木工用ボンドで貼り付けていきます。
基準となる1枚目を位置出しして貼り付けます。
・ 仮止め釘
を使ってフロア材が浮かないように固定します。
釘が打てない部分には重石を乗せておきました。
一晩乾燥させて翌日に仮釘をペンチで引き抜いて2枚目以降を貼っていきます。
フロア材には「さね加工」が成されているので、凹凸がしっかり奥まで食い込むようにハンマーで叩いて押し込みます。
2枚目以降は、仮止め釘のクッション部分を引き抜いて、さね部分に斜め45度に打ち込んで本固定します。
その作業を4回繰り返して荷室を床板で埋めます。
フロア材をすべて貼り終えました。
これだけで一気に「部屋感」が出ました!
実際に乗ってみると、どこも浮いた感じは無くしっかり固定されているようです。
寝転がっても余裕あります。家族3人も余裕で寝れます。
それにしてもNV200は凄く低い位置に床があるなと思いました。
真っ直ぐは立てませんが空間的に余裕がある感じです。
画像には映ってませんが、コーキングを打ちました。
床板の見切り部分もアルミ板で処理しておきました。
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.02 でした。
▲2021.05.22
今回からは運転席と荷室を隔てる壁を作っていきます。
バンコンでこの壁がある車はなかなか見かけません。
私のオフィスカーではこの壁が必須となります…
何はともあれ、邪魔な天井カバーを撤去します。
この天井カバーはクリップで留められているだけなので簡単に撤去できます。
リムーバー
をクリップの奥まで入れて、下方向にグッと引っ張る感じで抜けます。
天井には制振材は貼られていませんでした。
次に運転席側の天井カバーを撤去します。
こちらの方が手間が掛かります。
・バックミラー取り外し:+ドライバー
・バイザー取り外し:トルクス30番
・バイザーキャッチ取り外し:-ドライバー
・天井カバー取り外し:クリップ(リムーバー)
ここのクリップは長方形で超外しにくかったです。。
とりあえずこれで全て外れたのですが、運転する時に
困るのでバックミラーとバイザーは戻しておきました。
次は荷室のアシストグリップと丸いバーを取り外します。
+ドライバーとソケットで簡単に外れます。
これでずべての邪魔者が無くなりました。
4ナンバーのNV200に付いているこの丸いバーは、外したままだと車検が通りません。
自動車の乗車設備と物品積載装置との間には、適当な隔壁又は保護仕切等を備えたものであること。
という取得条件があるため、このバーを外してしまうとその条件を満たさなくなってしまいます。
内壁の型を取る方法を色々と熟考しました。
レーザー墨出し器
でピラーと平行なラインを出す。
プラダン、木、マスキングテープに100mm刻みの目盛りを入れて
レーザー距離計
で各々の位置で距離を計測していく。
計測した数値をプラダンに写し取り、細かい形状は
型取りゲージ
で写し取る。
夜な夜な考えた方法で計測してみたのですが、意外とうまくいきました。
プラダンを切り出して仮置きしてみた画像です。
全然良きでむしろピッタリ過ぎたので、端部はすべて5mm短めにカットしました。
反対側はプラダンをそのまま反転して切り出しました。
下側にあるシートベルトカバーの形状が左右で違っていたので、そこだけ修正ました。
養生テープで仮止めして運転席に座ってみたのですが、まだ圧迫感は感じなかったです。透明だから?
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.03 でした。
▲2021.06.05
型を取ったプラダンから4mm合板に置き換えました。
これでイメージが掴みやすくなりました。
干渉部があったのですべてカットして調整しました。
開口部にはドアを付けますが、このドアの大きさはかなり悩みました。
大き過ぎず小さ過ぎず…
運転席から荷室へ移動する際に、ストレスなく入れる大きさ。
頭をぶつけたり飛び降りる感じにならないようプラダンで開口部を何通りもテストして決めました。
ワンバイ材で骨を入れました。
一番下だけ1x2で、他はすべて1x3です。
4mm+19mm+4mm=27mmの壁になります。
この厚みがドアノブの選定に重要となってきます。
色々と探した結果、タキゲンの
ラッチ式平面ハンドル
に決定しました。
(他に選択肢は無かったのですが。。)
キャンピングカー用ドアノブ
はいかにもって感じで好きではありませんでした。
これでピッタリはまる事が確認できたので次に進みます。
塗装しました。
スキマから木目が見えるのが嫌だったので、つや消しブラックで塗装しました。
キャンピングカーと言えばウッドファニチャーな暖かみのある内装がほとんどですが、
私の作るオフィスカーは、無機質な黒一色!を目指しています。
黒い内装の方が落ち着いて仕事ができます。
長年DIYやってますが、ドア製作は初めてでした。
ドア自体は難しい事はないのですが、
蝶番の取り付けが一番大変でした。
初めてのくせにヒンジ部を隠そうと小細工したおかげでセンターが合わずキーキー鳴く始末。。
最終的に1サイズ大きい蝶番に変更して見えるようにごく普通に取り付けました。。
おかげで鳴く事もなくスムーズに開閉できるようになりました。
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.04 でした。
▲2021.06.12
荷室側のカバーを作ります。
4mm合板の色が左右で違うのは、足りなかったので別のお店で購入したためです。
荷室側はベルトカバーなどを避ける必要がないので、側面はほぼ一直線な形状になります。
これもジグソーでカットして、端部は黒で塗装しました。
型取り⇒カット⇒塗装の流れに慣れてきました。。
壁の中に断熱材としてスタイロフォームを入れました。
骨がワンバイ材なので19mmのスキマですが、15mmのスタイロフォームを選定しました。
20mmのスタイロフォームでテンション掛けつつカバーを固定するという事も考えましたが、無理な設計はどこかで破綻するので止めました。
ドアにも同じくスタイロフォームを入れました。
荷室側にもカバーを取り付けました。
もうこれで8割は完成です。
動画内では蝶番の不出来を悔やんでいますが、最終的には1サイズ大きい蝶番に変更しました。
最初の物はドアの重量を賄えない蝶番でした。
蝶番は適当に見繕った物だったのですが、設計屋ならちゃんと計算しろということですね。。
とりあえずこれで壁はほぼ完成です。
運転席側に
アルカンターラ調の生地
を貼ります。
本物のアルカンターラは以前MR2に貼り付けましたが、今回は「調」という糊付きの物です。
これ、ちょっと剥がしてみて気づいたんですが、この大きな面積は恐らく貼れない。。
剥離紙から剥がした途端に柔らかい布になってクチャクチャでくっ付きまくります。
この時1分くらい脳内で作業デモをして閃いたのが、クチャクチャにならないように先に床に貼ってしまう
という方法でした。とりあえず実践してみたのですがなかなか良い感じで貼る事ができました。
いつもなら動画では早送りする工程ですが、実時間で細かく説明しています。
というよりこれ以上の貼り方は無いんじゃないか?ってくらい自画自賛です。
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.05 でした。
▲2021.06.19
荷室側に壁紙を貼ります。
画像は壁紙のサンプルです。
「黒」と言っても様々な色合いやシボ加工があるので、パソコンの画面では正確に判断するのは無理です。
今回購入した
かべがみ道場
さんでは無料でサンプルを送付してくれます。
今回初めて「生のりつき」という壁紙を使ってみました。
のりを塗布する工程が無いだけですが非常にラクです。
自宅の壁に貼った時は、結構焦ってやったもんでした…
繋ぎは剥離紙を残しておかないと糊が表側に付着します。
結構たっぷり糊が塗られているので、関係ない所にもすぐ付着します。
ローラーで強くこすると内部で糊が動くので、程々の力でローラーを押しましょう。
壁の造作はほぼ完了したので、車体に固定していきます。
画像はハンドナッターで車体にナットを付けています。
Bピラーに左右で2ヶ所、ルーフの梁に2ヶ所、フロアには鬼目ナットを3ヶ所打ち込みました。
7ヶ所で固定されていれば大丈夫でしょう。
固定まで完成です!
動画の中では語ってますが、固定部にはすべて防振ゴムを入れてあります。
車は実はかなりねじれるので、そのストレスを逃がす為にゴムで固定しています。
ガチガチに固定してしまうと、そのストレスが木の壁に跳ね返ってきて、
いつかは壊れてしまいます。
走行中に鉄板と木がこすれる音は聞きたくないので。
あとは黒いアルミテープでスキマを塞ぎました。
これは運転席と荷室を完全に隔てる為の措置です。
とりあえずこれで、長かった間仕切り壁が完成です!
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.06 でした。
▲2021.06.26
運転席の屋根をまとめます。
画像はルームランプの裏側です。
間仕切り壁を作った事で、元の位置にルームランプが付けられなくなったので、前側に移設しました。
当然前側には固定用ブラケットが無いので自作です。
切断面がガタガタなのが現合作業らしいです。。
本来ボルトを通じてボディアースに落ちていたのですが、前側には無いのでアース線をハンダ付けしてあります。
オートバックスで買った高価な制振材を貼り付けました。
本当はこの
レジェトレックス
が欲しかったんです。
注文するのを忘れてました。。
スキマには床製作の時にAmazonで買った80枚入りの余りを貼り付けました。
制振材はアルミシートにブチルが付いてれば、ぶっちゃけ何でもいいんです。
車の薄い鉄板の振動を抑えられれば何でもいいんです。
高いの買う必要ないんです。
断熱材は東レペフシート5mm厚です。
これは昔
MR2の断熱
の時に買った余りです。
東レペフは高いので次回はこの
断熱材
を購入します。
断熱効果はMR2で実証済みなので大丈夫でしょう。
ルーフライニングとのスキマがあまり無いので
厚い断熱材を貼れないのが残念です。
ルームランプは前側に移設しました。
移設したって言わないと誰も気づかないくらい純正然としてますよね?
ていうかなんで純正はこの位置に無いのかなぁ?
後ろにあると結構暗いんですよね。
このあと
LEDルームランプ
に交換しました。
3倍くらい明るくなりました。
ドアを閉めると、えも言われぬ静寂感を感じられます。
やっぱり制振材と断熱材は効果をすぐに体感できる改造だと思います。
この手の車は雨が降ると屋根がうるさいので、是非お勧めします。
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.07 でした。
▲2021.07.09
エアコンを取り付けます。
画像はコロナの窓用エアコン
CW-1621 WS
です。
本当はインバータ制御の家庭用壁掛けエアコンが省電力で第一希望だったのですが、
NV200には室外機を搭載するスペースがありません。
CW-1621には、温度センサーで室温を監視する自動モードがあるので、
疑似的なインバータ制御みたいに使えないかと期待しています。
試運転する間もなくバラしました。
この窓用エアコンを横向きで使いたかったのです。
画像右下フェルトの裏にあるコンプレッサーを取り外し、向きを90度変えて設置できないかと考えていました。
それさえできれば横向きで使用できます。
製造工程としては、下から組んでいき、最後に銅管をロウ付けするというものらしく、
不可逆で取り外すのは困難と判断しました。
エアコンを吊った状態でコンプレッサー固定部を破壊して取り出し、銅管に注意しながら向きを変える…
という方法ならなんとかいけそうでしたが、いまいますぐに出来ることではないので、今回はこのまま縦で使います。
そもそも冷媒を再封入できないので改造レベルが上がってるんです。
メーカーもその辺りは割り切っていて「耐用年数10年」と言い切ってますから。
MISUMIのアルミフレームで取付け架台を作りました。
取付け方法はいろいろ悩んだのですが、エアコンが重い
ので木材では強度が心配で、かつ私の木材加工知識が素人レベルなので余計に心配で、
自信のあるメカ部材を選定しました。おかげで5万も掛かってますが。。
車体との固定は間仕切り壁と同様です。
エアコン付属の取り付け枠は使用せず、もっと安心安全確実な方法で固定しました。
画像はエアコン下部です。右が前側です。
エアコンのリブを前後のステーで押えるようにしてエアコンがズレないようにしてあります。
このステーは4ヶ所あります。
上側はアルミブロックを加工して取り付けブラケットを自作しました。
MISUMIですが、12x30x50というアルミブロックで2500円もしました。。
ホームセンターには厚いアルミ材が売ってないんですよね。。
とりあえずこれでエアコンの取り付けは完了です。
実はここまでは簡単なんですよ。この次の「ダクト」がやっかいなんです。
全ての作業が時間の掛かるFRP作業になることと、ドアスライドを生かした吸排気ダクト…
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.08 でした。
▲2021.07.23
エアコンの吸排気ダクトの製作を始めます。
ここのガラスを外してダクトを設置します。
ガラス面の型を取ります。
ガラスが微妙にR形状なのと、小窓が型取りの邪魔をするので
アクリサンデーの塩ビ版を貼って型を取りました。
画像は養生をして塩ビ版に離型剤を塗った所です。
型を剥がして、内側にFRPを2プライ貼り込んでガラスの複製を作り、
壁を付けてダクト形状に仮組みした所です。
動画ではカットしていますが、ドア側の取り付け面の型も作り、
このダクトの内側にセットしてあります。
ガムテープの高さがダクトの高さにしてあります。
すべてのパーツを養生テープで仮固定して、
細切れのガラスマットで表側から仮接着しました。
画像は窓を外す
ウインドシールドリムーバーセット
です。
取説は入っていなかったので、勘で使っています。
T字型の工具にワイヤーを引っ掛けて通して、ワイヤーにグリップを付けて使用する。んだと思います。
右上の工具は刃の長さが短くてNV200ではブチルまで届かず使えませんでした。
インナーパネルの段差とかでワイヤーが切れまくって大変の極みでした。
そして破壊。。
この時は超悔しかったですね。。
3時間掛けて最後の最後で破壊。。
動画の音声は絞りましたが
「クッソー!」と叫んでいます。。
最後のクリップ部分に何かがあってどうやっても外れず慎重さを欠いていました。
DIYならではの自業自得です。すべて私が悪い。
とりあえず邪魔なガラス窓も無くなったので、吸排気ダクトの製作が進められます。
ですが、FRP作業は時間が掛かるので動画が停滞してしまいます。。
DIYはどこまでこだわるか?納得できる物ができるか?に尽きます。
最悪な事に私はとことんこだわる性格なので余計に時間が掛かります…
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.09 でした。
▲2021.08.06
破壊したガラス窓の代わりとなるダクトです。
サフ吹きをして面の確認と細かい傷の修正を行いました。
本来はこのまま使用する予定で作ったのですが、
内側のガラスマットの貼り方がテキトーでグチャグチャになってしまったのと、
重くなってしまったので、これを原型にして型を取ることにしました。
養生をして型を取る準備が完了しました。
窓の部分には激しい凹があるので、そこには粘土を詰め込んであります。
原型の固定は内側からボルトナットで固定してあります。
ボンリースを5回施行して離型処理も完了です。
(ボンリースだけじゃダメかなぁ…)
いやいやいや、型取りする場所が悪すぎた。。
画像は1層貼り終えた所ですが、丸半日掛かりました。。
陽が直射する面だったのでFRP樹脂がすぐ固まる。。
脱泡ローラでエアを抜く前に固まってる。。
エアを嚙み込んだ部分はディスクサンダーで削ってやり直しという
面倒くさい作業を行いながらの1層終了でした。
こういう時に限って遅延硬化剤が切れているというね。。
結局丸々2日半掛けて型取り完了です。
2層目まではエア噛みを許さず慎重に作業しましたが、3層目は結構ラフに貼り込みました。
私個人的なものですが、長さが500mmを超える型には、曲がり防止の木のリブを付けるようにしています。
販売する物ではないので不要かなとも思ったのですが、
今回は柔らかいイソ系樹脂ではなく、硬い通常のオルソ系樹脂で複製を作る予定だったので、
曲がってほしくなかったのです。
とりあえずこれで片面の型取りは完了です。
このあと取り外して反対面(ボディ接合面)の型を取りました。
ボディ接合面が無いと、このあと作製する風導板が付けられないので、今回は分割型です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.10 でした。
▲2021.08.27
車体から外して車体側の型取りも完了しました。
乾燥後にバリ取り、表面のヤスリ掛け、締結ボルト用の穴開けを行って型取り完了です。
この後脱型したのですが、車体側は簡単に外れましたが、外装側は凹状に入り込んでいるので1時間くらい掛かって外すことができました。
画像は型の内側です。
サフェーサーやパテがくっ付いてしまいました。
動画では離型処理が甘かったと言っていますが、実際はボンリースを5回塗って拭き取りしてあるし、
原型の表面も1000番でツルツルにしてありました。
原因を考えていたのですが、直射が強すぎて密着が強くなったのではないか?という結論です。
以降はPVAも使用します。。
手研ぎで3時間かけてツルツルにしました。。
複製です。画像はガラスマットを2枚貼り込んだ所です。
はみ出しているガラスマットをサンダーで切断して、型を貼り合わせて締結ボルトで締め込んでおきました。
製品合わせ部にはFRP樹脂を塗り込んでおきましたが、恐らく完全に接着はできないので、開口部から樹脂を流し込んでおきました。
1週間後に脱型して複製品を取り出しました。
バリ取りや接合部の穴などを整形してダクト外装の完成です!
いや、ここまで長かった!
FRP作業だから時間かかるしこだわり過ぎだしだいぶ時間が掛かりました。
動画では語ってますが、面が凹凸状にウネってるんです。
これも恐らく直射の影響で、先に貼った樹脂が即乾してしまい熱収縮で引っ張られた結果…だと思っています。
原型は綺麗な面のままでした。
もし原因わかる方いらしたら教えてください。
塗装して取り付けてみて凹凸が気になるようなら、表面だけ複製取って貼り重ねようかと思っていますが、もう今は疲れました。。
次の作業に進みます。
この次は風導板の製作に入ります。エアコンの吸気と排気を別ける為のものですね。
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.11 でした。
▲2021.09.10
ダクト内部の風導板の作製です。
エアコンの吸排気を強制的に外部に繋げるための通風孔を作製します。
画像は車体側の風導板です。
コンパネのツルツルした面で大きなFRP板を作り、そのFRP板を切り貼りして作っています。
ドア側はダクト内部に風導板を付けています。
ドアをスライドして閉めることで、風導板同士が密着して外部へ繋がる通風孔となるよう製作しています。
ドアを閉めた状態で四角い通風孔となるように、そしてスライドして開けた時にお互いが干渉しないように・・・
現合で切り貼りしながらの根気の必要な作業でした。
ドアノブを避ける為の造形がかなり大変でした。
今思うと内側のドアノブは撤去した方が早かったかもしれません。現状は内側からドアは開けられないのです。
車体側の風導板が完成して、ダクト内側の風導板も完成したので塗装しました。
実は型製作が失敗していて、表面に凸があるのでそれをごまかす為につや消し黒を塗装しました。
乾燥するといい感じにフラット感がある仕上がりでした。
そしてつや消しクリア塗装で大失敗!!
初めてのつや消しクリアだったのですが、塗料を見て驚いたのが乳白色なんです。
「あれ?俺クリア買ったよな?」と思うくらい白かった。
いつものつや有クリアと同じように垂れるか垂れない際で並々ツヤツヤに塗装。
塗ってる最中にも「なんかスジ入ってね?」とか思ってたんですが、乾燥すれば消えると思い込み続行。
半日経った夜に見に行ってみると見事なムラが完成してました。。
動画でも語ってますが、つや消しクリアは非常に難しいという事がわかり、結局この上からつや消し黒を再塗装してクリアは吹きませんでした。
つや消しクリアは少な目に買っていたので、練習する余裕が無かったのです。。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.12 でした。
▲2021.10.01
3Dプリンターでダクトの吸排気口を製作しました。
当初はメッシュをダクトに直付けの予定でしたが、単純に手が入らないので貼り付けできない。
ということで外装側にメッシュを付ける為の物です。
市販品の汎用ダクトを探してみたのですが、やはりサイズが合わない、かつメッシュの目が大きい。
無ければ作りましょう。
吸排気口を取り付けて、ダクト完成です!!
いや、、長かった。。さすがに疲れました。。
でもこれで自分が欲しい機能全てを備えたダクトが完成しました。
惜しむらくは、型取り失敗で表面が凸ってる所ですね。。
時間ができたら型を作り直して表面だけ張り替えたいと思っています。
ブチルテープを貼り付けました。
最初はパネルボンドで固定するつもりでしたが、取り外す事も視野に入れてブチルテープにしました。
ブチルの最初と最後は画像のようにしないと、雨が入り込んで溜ってしまう事もあります。
ルーフ側は水平ではなく後ろ側を低くしています。
こうすることで雨がリア側に流れてくれます。
ダクトの取り付けはブチルのおかげでめっちゃ大変でした。。
エプトシーラーやゴムシートなどで、風導板のスキマをすべて埋めました。
これで吸排気が混ざることはないでしょう。
これでダクトは完成です!
動画の最後の最後で意味深な発言してますが、トラブルです。
エアコンの動作テストをしたのですが、冷えないんですよ・・・
1時間くらい放置していたのですが、部屋が涼しくなかったのです。
車の中が暑すぎて効かないというものではなく、エアコンから出てくる風が冷たくない。
購入時のテストでは冷たい風が出てくるのを確認できているので、故障ではないと思います。
今まで頑張って作ったダクトを全否定された感じでした・・・
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.13 でした。
▲2021.10.09
まず、冷えない原因を切り分けるために、エアコンが壊れていないかのテストを行いました。
ドアをビニールで遮蔽して吸排気口を開けてテストです。
結果としてエアコンは壊れておらず、室内はキンキンに冷えました。
ということは、やはりダクトに問題がある…
薄々気づいてはいたのですが、恐らく開口部が小さすぎるのが原因と推測しました。
吸入口を開口しました。
いや、せっかく作ったダクトにメスを入れるのはかなり心が痛みました。。
開口部が変な形になっているのは、蝶番を入れる為です。
ダクトの型からカバーとなる部分を急ぎ複製して、
蝶番で上下にスライド開閉できるような構造にします。
カバーの裏側の蝶番です。
普通の蝶番を2つ重ねてスライド機構にしています。
本当は好きな位置で止まるトルク蝶番が欲しかった。
ホームセンター3件ハシゴしたのですが希望のサイズ、希望のトルクの物は売っておらず。。
ダクト側とカバー側の位置合わせを現合で行っているので、養生テープなどで仮固定して作業しています。
どういうわけか動画が消えてしまっていて、途中作業すっ飛ばしていきなり完成画像です。
排熱ダクトも経路が長すぎて効率が悪いと思ったので、ダクト表側に開口して追加しました。
ここにはトルク蝶番を使っているので好きな位置で固定できます。
吸気側に廃熱された熱気が行かないように壁を作りたくてトルク蝶番にしています。
少し不格好になっちゃいましたが、これでエアコンダクトは完成です!
このあとエアコンの稼働テストを行ったのですが、しっかりと冷えてくれました!
いやいやいや、このダクトだけで2か月くらい時間取ってました。。長かった。。
季節はすっかり秋めいてきました。。ですがまだ昼間は30℃くらいあるので活躍してくれそうです。
モノ作りばかりしていて遊んでいないので、これを機に車中泊をしてみたいと思います。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.14 でした。
▲2021.10.16
外部電源ソケットの埋め込み。
最初は電源ソケットを車体にそのまま取り付ける予定でしたが、
防水キャップを付けると35mmも飛び出してしまうことがわかり、
急きょ埋め込みブラケットを探しました・・・が、売ってない。。
有りそうなんだけど無いんです。。
海外のキャンパーメーカーが販売していましたが高いし代理店もわからない。。
無いのであれば自作します。
設計時間3時間、出力時間8時間で製作しました。
いつものようにパテ整形してつや消し黒で塗装して軸を通して完成です。
使用するソケットコネクタは七星のワンタッチロック式NAWシリーズです。
が、サクッと買えるamazonなどネット通販では取り扱いのない型番です。
唯一取り扱っているのは MonotaRO のみでした。
NAW-202-PF10:延長ケーブル側プラグ
NAW-202-Ad(F)M10:車体側アダプタ
NAW-20-RCa:防水キャップ
埋め込み部分を罫書いて切断します。
このリアコンビランプ前あたりが、インナーパネルにメンテハッチも開いていて、
ブラケットを埋め込むにはちょうど良い位置なのです。
リア側に取付けも考えたのですが、リアはほぼリアゲートのみなのでバンパーに付けるしか選択肢がなく、
かつバンパーに付けると車内引き込みも面倒くさいということでボディサイドに取付けました。
外部電源ソケット埋め込み完了です。
20mの延長コードをメス側3m切断して車内側にしました。残り17mは車外ケーブルです。
雨降る中、車内側ケーブルをレセプタクルにはんだ上げしましたよ。。
構造上どうしても屋外でしか作業できないので。。
車外ケーブルにもプラグをはんだ上げして完成です。
もちろん導通確認も問題なしでした。
早速エアコンに接続してテストしましたが、やはりポータブル電源とは違って安心感がありました。
これで有線タイプの電動工具もすぐに使用できます。いや、今までも使ってたのですが、
ドアを少し開けて延長ケーブルを車内に入れるという煩わしさがあったので。。
これはもっと早くに施工しておけば良かった気がします。取り付けてすぐに活用しています。
外部電源ソケット埋め込みブラケット は販売しています。
・DMM.make
・ShapeWays
ShapeWaysは安いナイロンの設定が無くなっていてあまり旨味がなくなってしまったようです。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.15 でした。
▲2021.11.06
最強の結露対策を行います。
やる事は単純なポリカ中空板による二重窓化ですが、素人に出来得る最強の断熱、結露対策です。
画像は二重窓の有用性を説明したものです。
車内が20℃で湿度50%のときの露点温度は9.26℃で、二重窓内部が9.25℃になる時の外気温は-1.5℃です。
これはつまり、二重窓無しだと外気温が9.25℃になると車内に結露が発生する。
二重窓有りだと外気温が-1.5℃で結露が発生するということを示しています。
結論を言えば、二重窓を付けると、結露発生温度が約10℃も下げられる ということです。
二重窓は本当にすごいんです。
対策第一段階として、断熱フィルムを貼りました。
以前
MR2の断熱化
で使用したBRAINTECさんの断熱フィルムです。
リアゲートは透過率15%の
プロ・スモーク15
サイドガラスは透過率0%の
ブラックアウト
リアガラスは1枚貼りですが、ヒートガンで温めながらシワを消しました。
車中泊で朝日を感じたかったので15%にしましたw
サイドはすべて0%のブラックアウトですが、これは凄いです。
車内で明かりを点けても外には一切光が漏れません。
ガラスに顔を近づけて見ても車内が見えません。カーテン不要です。
第二段階として、ガラスと車体をコーキングしました。
二重窓内部を完全に密閉空間にしたいのです。
第三段階で、窓の型からポリカ板を切り出します。
窓の型は、ガラスを平行に写した写真を、AutoCADに貼り付けて実寸に合うよう拡縮して印刷しました。
印刷用紙を段ボールに貼り付けて完成です。
その段ボールで大きさを微調整したらポリカ板に写し取って切断します。
第三段階で貼り付けです。
3Mの高価な超強力両面テープで貼り付けて、コーキングでスキマをすべて埋めました。
ポリカ板を貼り付ける前に、ガラスにシリカゲルを貼っておきました。
二重窓内部を乾燥状態にするためです。
コーキングが固まったら、最終仕上げの第四段階です。
前もって開けておいた上部の穴から
アルゴンガス
を注入します。
アルゴンガスは、空気より熱伝導率が30%低いので、外部の熱が伝わりにくくなります。
高価なペアガラスの真似をしてみました。あちらは圧力を掛けてガスを封入してあるので、完全なアルゴン空間となっているようです。
ここまでやって気が済みましたw
アルゴンガスの効果があるのかはわかりませんが、少なくとも当初の構想は達成できました。
動画でも語っていますが、断熱効果は絶大でした。
あとは車中泊をやって、車内を温めたときに結露が発生するか?という実証実験をやりたいですね。
ここまでやった変態仕様の二重窓は私だけでしょう…
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.16 でした。
▲2021.12.03
バックミラーモニターを取り付けます。
MR2と同じ物を購入しようと思ったのですが、すでに廃盤だったので、Amazonで一番安い物を購入。
・ドライブレコーダー ミラー型 2.5K高画質
動画内では送料込み17000円と言っていますが、現時点ではクーポン適用で1万円で買えるようです。
今回の製品は32GBのSDカードも付属していました。
バックミラーモニターはキャンパーには必須です。
今回はこれを取り付けていきます。
ガレージに転がっていたアルミアングルを加工して、リアカメラの取り付けブラケットを製作しました。
ブラケットはリアゲートの鉄板にタッピングビスで固定してありますが、ここはガラスが入っているので、下穴を開けた時にガラスに当たらないか確認しています。
もう少し下の位置だとガラスに当たって粉砕していたかもしれません。
カメラは付属の両面テープで固定しました。
画像は圧着しているところです。
配線完了です。
配線で大変なのは、内張りを外すことですね。。
配線は電源とリアカメラ配線のみです。
GPSやバックガイド配線もありますが、私の使途では必要ないので取付けませんでした。
リアカメラの配線は、間仕切り壁の隙間から荷室へ通してあります。
問題なく取り付け完了しました。
やるべき設定は3つ。
・SDカードのフォーマット:これをやらないと録画されません。
・スクリーンセーバー⇒OFF:初期値が1分になっているので1分経つと画面が消えます。オフにします。
・リアカメラミラーイメージ⇒OFF:初期値ではONになっているので、普通のバックミラーと左右が反対になっています。オフにします。
取付けてから2か月経った頃に、バックカメラが壊れました。
夜間だけリアカメラ映像がノイズだらけになりました。昼間は問題ありません。
また、フロントカメラも問題ありません。
メーカーに問い合わせた所、翌日に最新版のリアカメラが送られてきました。
中国製品ですが、代理店が日本にあるので対応が早いです。
AmazonやAliexpressを使ってて、最近こういう業者が増えた気がします。
何か問題があると、すぐ代品を送ってきて、それでもダメなら返金という流れ。
対応が早いのでありがたいですが、不良品ありきの業務姿勢がイマイチ納得はできないです。
まあ、爆発さえしなければ問題ないんですけどねw
あ、MR2の物より距離感が良いです。実際の距離と同じ感じで表示されます。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.17 でした。
▲2021.12.18
遂にFFヒーターを取り付けます!
購入したのは
コレ
で、送料詐欺っぽい感じです。。
2KWの12V専用です。納期は丸1ヶ月掛かりました。
必要な物は一式すべて入っています。
燃料タンクは大きすぎて使えないと直感しましたw
取説は英語ですが、言葉足らずな感じですね。。
ネットやyoutubeで勉強しました。
中華製はさすがに怖いのでテストしました。
結果としては問題なく動作してくれました。
実は自作のポタ電でやったのですが、定電圧保護基板のおかげで起動できず。。
仕方がないのでバッテリー直結。
コントローラーの操作方法ですが、ネット上にたくさんある情報とは違っていました。
操作方法だけは取説が役にたちました。
いやしかし暖かい…その代わりにジェット機のようなフル稼働音と、ポンプのコンコン音、排気管の轟く音…
フル稼働は最初だけで、排気音はマフラーで何とかなるけど、ポンプだけは対策が必要ですね。
取付ける場所は助手席の下です。
助手席とベースを外して不要な物を撤去して、下に潜って干渉物が無いか確認したりとやる事が多すぎです。
そういう下調べを行ってから位置決めして開口しました。
まあ別の鉄板をボルト4ヶ所で固定するので強度が落ちることは無いでしょう。
FFヒーター本体の取付けと配管が完了です。
取付けプレートを
FIRE GUM
で完全密着させてボルトで固定。プレートを短く加工したので、片側のボルトは低頭ボルトに変えてあります。
吸排気管の良い固定穴が無かったので、ナッターを打ち込んで、欲しい位置に固定しました。
脱着してメンテナンスできるように、配管接続部にパテは塗っていません。
簡素な内燃機関なので2、3年後にはススだらけになって動かなくなります。
その時のためにヒーター本体は取り外せるようにしておきます。
燃料パイプは付属の物をそのまま使用しています。耐油性のMaide in Japanに変えようかとも思ったのですが、
内径が変わることで流量制御のズレが蓄積して壊れてしまうんじゃないか?と思ってしまったためです。
FFヒーターの一番大変な工程は無事に完了しました。
やる事は単純なんですが、テストや下調べ、位置調整など手間の掛かる作業が多かったです。
NV200にFFヒーターを取付けているネット情報が乏しく、ほぼ我流でやっています。
車内側はサクッと終わらせたい所ですが、注文している部品が届かず停滞しています。。
次回更新では完成報告をしたいとは思っています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.18 でした。
▲2021.12.25
室内側の設置に入ります。
まず、送風ジャバラダクトを取付けました。
間仕切り壁に両側からΦ60の穴を開けたのですが、ジャバラ管がΦ65くらいあったので、カッターで穴を拡大しました。。
ちゃんと考えてなかった。。
燃料タンクは
ガソリン携行缶3L
にしました。
コレ
を埋め込んで、吸い上げ式にしました。
スパナをL字に曲げて給油口から差し込み、手探りでナットを掛けて、上に出ている接続部を回して締め付けました。
いやこれ、大変な手間でした。。
運転席と荷室を壁で仕切っているので、このままFFヒーターを使うと問題があります。
運転席の空気を取り込んで荷室に送り込み続けるので、運転席は負圧となり、荷室は陽圧となってしまいます。
完全密閉しているわけではないので、実は陽圧陰圧は問題なかったりもしますが、
絶えず隙間を風が通ると、そこにはホコリが蓄積してしまいます。
なので、ダクトを取付けました。
開閉できるタイプ
と
おしゃれなタイプ
です。
そして燃料ポンプの消音化です。
これはFFヒーターを発注した時から考えていました。
ポンプには
鉛シート
を巻いて音が響かないようにして、脈動を抑える為に
パルセーションダンパー
を取付け、音を吸収させる為に
シリコンカバー
を付けました。
そして消音ボックスの作製です。
MDF板で箱を作り、
オトナシート
を貼り付けて、
吸音材
で完全防音!
フタを閉めてテストした所、音が聞こえました。。
何も対策しない状態と比べると1/5くらいには静かになってはいます。
が、それでもまだ納得できないので、さらにもう一部屋作りました。
結果としてはさらに半分くらいの音にはなりましたが、音は聞こえる。。
もうね、出来得るすべての事をやったので、これが私の限界です。。
まあ実際は荷室でテストやった時にはまったく聞こえなかったのでOKです。
電源は自作のポタ電です。
実は最初の動作テストの時に12Vソケットでは可動出来ない事が発覚しました。
定電圧保護回路基板を積んでいますが、それが12V10A(120W)までの出力に制限しているようです。
基板の可変抵抗器を調整しようかとも思ったのですが、アナログ基板の調整は非常に難しいのと、
本来の保護回路としての目的を逸脱してしまうのでやめました。
そこで考え方を変えて、AC-DCコンバータを間に挟むことにしました。
私が購入したのは
コレ
です。
これは12V20A(240W)まで出力できるコンバータです。
FFヒーターはヒーター点火時に140Wを消費しますが、240Wあれば十分賄えます。
組付けがすべて完了したので、テストをしました。
荷室が5℃の時にスタートして1時間後の温度は26.5℃でした。
荷室で撮影してたら汗が出てくるほどでした。
もうこれは冬場は絶対必要ですね。付けて良かった!
ただ、湿度がやばいですね。湿度計はLOWになっていて超乾燥状態でした。
適宜加湿する必要があります。一酸化炭素検知器も必須でしょう。
テスト終了後に、灯油が漏れていないか、助手席周りを入念にチェックしました。
この手の物はDIYの基本として定期的なメンテナンスは必須と感じました。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.19 でした。
▲2021.12.31
遂に最後の大物「サブバッテリー」を組付けていきます。
とりあえず購入したものを列記しておきます。
・12V 320Ah LiFePO4バッテリー
・インバーター2000W
・RENOGY 走行充電器12V 50A
・RENOGY RBM500 バッテリーモニター
・RENOGY BT-2 Bluetooth モジュール
・リチウムイオンバッテリー充電器
・コンタクタ SR-T5 AC100V 3A2B
・接続ケーブル ネツタフ
トータル30万円くらいです。
今回は、本気モードで機器選定、レイアウト設計、回路設計まで行いました。
レイアウトは、配線長さに無駄が出ない位置で決めてあります。
またここはL字の密閉空間としてエアフロ―も考えてあります。
最終的に全周にカバーを付けて密閉します。
実はエアコン架台を作り始めた頃から、サブバッテリースペースも頭の隅に置きつつ考えていました。
当初はバッテリーを240Ahで考えていましたが、購入する段階で320Ahに変更しました。メーカーのKEPWHORTHに問い合わせたら320Ahが
日本代理店に在るので速達できますよ とのことだったので営業さんのワナにはまってやりましたw
おかげでサイズが若干大きくなって架台から少しはみ出してしまいましたが。
そして丸1日掛かって配線完了です。
配線長に無駄がなくできたと思います。
ネジ留めタイプのマウントベースを見えない部分に打ち込んで整線してあります。
今回は「増し締めチェック」を行いました。
ボルトやナット締結部に白いマジックで線を描いています。
増し締めした確認の意味と、この線がずれていたらボルトが緩んでいるという証拠になります。
この「線」を定期的に確認することで簡単に確認ができます。
車は振動するので、ボルト類が緩む事も十分に考えられます。
緩むと配線が外れて思わぬ短絡が発生して火災・・・
キャンピングカーでは一番怖い災害です。
実態配線図です。
今回、色々な先輩方のサイトや、会社の電気畑の方にも
聞いてめっちゃ勉強して設計しました。
サブバッテリー、インバータ、走行充電器だけの回路は、RENOGYの取説にも書いてあり簡単です。
私がやりたかったのは、外部コンセントを接続すると、電力源をサブバッテリーから外部商用電源に「自動的」に切り替えることです。
当然、サブバッテリーの充電も外部商用電源から行いたい。
それを実現してくれたのが「コンタクタ」です。コンタクタに電力が供給されると、内部のマグネットが励磁して接点を自動的に切り替えてくれます。
この記事を書いている時点では、サブバッテリーシステムは完成していて何度か運用していますが、今のところ問題は起きていません。
「自己責任」と断っておきますが、私の回路を真似してもらっても問題ないと思います。
今回は配線完了までをレポートしていますが、実際に稼働させて、各機器の設定などは次回にレポートいたします。
記事と連動したYouTube 動画です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.20 でした。
▲2022.01.29
各機器の設定です。
RENOGY RBM500 バッテリーモニターの設定。
CAP :0320.0aH
HIGH V:014.6V
LOW V:010.8V
Alarm:011.0Ah
としました。
バッテリーの諸元表に記載されている数値です。
アラームは電圧と思っていましたがAhでした。
温度センサーの設定です。
バッテリー、インバータ、充電器と、熱を持つ機器が多いので、
設定温度になったら自動的に廃熱ファンが回る仕組みをつくります。
この
温度センサー
は、安くて便利です。
設定温度は45℃にして、P1のヒステリシス値は1.0℃にしました。
つまり45℃+1℃の46℃でファンが回り、45℃になると止まるという設定です。
ここは夏にならないと正確な数値がだせないので、とりあえずはこの設定にしておきます。
夏場の車内は何もしなくても50℃とか平気で超えてくるので・・・
外部コンセントを接続した時のコンタクタの動作確認。
エンジンを掛けて走行充電器が充電しているかの確認。
サブバッテリーに直接繋いだFFヒーターの動作確認。
設計通りに各機器が稼働することが確認できました。
いや、ちょっと感動しましたねw
換気扇をACファンから
DCファン
に交換しました。
ACファンがとてもうるさかったのと、100Vコンセントを1つ使っているのが気に入らなかったので。
DCファンもそのままだとうるさいのですが、
DCモーター 速度コントローラー
を使って回転数を落としてやれば静かになりました。
車中泊をしたときに、隣に車が停まったときには結構気にしてました。
最終完成形です。
モニター、
ソケットパネル
、スイッチなどは間に合わせの板に固定しました。
この操作盤は、最終的には机に配置するので、今は間に合わせの仮の状態です。
回路部にはLEDテープを貼り付けてお洒落に演出してみました。
明かりが必要だったというのもあります。
サブバッテリーを積んで複雑な配線をしたので、
消火器
も常備することにしました。
電気火災は笑えないほど炎が出るので、かなりガチな消火器を選定しています。
実は個人的には感無量なんです。
オフィスカーを作ろうと決めた時から、このサブバッテリーシステムは常に最上位の案件でした。
エアコン架台もバッテリーが入る大きさで設計したり、各機器配置エリアの確保もしてありました。
最小コンパクトとは言えませんが、必要最小限のエリアで配置できたと思っています。
これで車中泊のたびに、重いポータブル電源を積む必要がなくなりました。
320Ah:4096Whもあるので、もう使えない家電は無いですね。
これからは電気三昧の車中泊ができそうです。
目的が変わってる?いえ、オフィスカーの合間に車中泊ですw
これからはやっと内装に着手できそうです。
まだ苦難は続くと思われますが、朧げに終着点が見えてきました。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.21 でした。
▲2022.02.05
FFヒーターを搭載して初の車中泊を行ったとき、
窓は、最強の結露対策を行ったので結露は皆無でしたが、天井に結露が大発生してしまいました。
天井は完全に盲点でした。薄い鉄板1枚なので、窓よりも結露が発生し易い場所でした。
寝返りを打った時に、電気毛布がなんか濡れてる…
と思い、探してみたら、天井でした。
もうお風呂みたいな感じになってました。。
制振シートを天井全面に貼り付けました。
使用した制振シートは
コチラ
鉄板1枚の部分はすべて貼り付けました。
2枚がスポット溶接されている部分も1枚とみなして貼り付けてあります。
デッドニング用ローラー
でくまなく圧着したので、もう恐らく剥がせないと思います。
そして断熱マットを貼り付けました。
使用した断熱マットは
コチラ
これは制振シートを隠すような感じで貼っていきました。
これで薄い鉄板が、分厚い板に変わりました。
これで露点温度はだいぶ上がったはずです。
FFヒーターで室内を25℃くらいまで温めても、もう結露は発生しないはずです。
本来であれば、天井に パーフェクトバリア を貼りたいのですが、NV200は荷室高さが低いのと、
私には別の思惑があるので貼りません。
豪雨の時に防音効果を確認したくて荷室に入ってみたのですが、やはり効果絶大でした。
内装が無いので今までは「バチンバチン」という雨の音が響いていましたが、
施工後は高音は無くなり篭ったような感じで明らかに静かになりました。
一番の目的は結露対策ですが、そちらはまだ確認できていません。
早く車中泊をしないと暖かくなってきたので効果がわからなくなると焦っています。。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.22 でした。
▲2022.03.05
オフィスカーなので作業デスクを作ります。
普通のパソコンデスクは、天板高さが700mm~750mmくらいなので、
それに合わせて作る予定でいました。
ですが、オフィスカーを作る過程で何度も車中泊をした結果、
楽しくてやめられなくなってしまいました。
車中泊時には高さ400mmくらいの位置がいい…
上下に昇降するデスク…と妄想してしまった。。
そうなると暴走するのが私のsaga…
電動シリンダを使って自動昇降デスクを設計しました。
ほぼMISUMIで揃えた部材一式です。
ブラケット類も図面を描いてMISUMIに発注してます。
一番大事な部品にトラブルありましたが、知人の鉄工所で作ってもらいました。
MISUMIでは部材寸法の縛りが多く、必要な穴を開けられない部分もあるので、自分で追加工しました。
アルミフレームは40X40の物です。
シリンダにも追加工を行って組み立てました。
これがスライド機構です。
アルミフレームをスライドさせるユニットは、世の中にいくつかありますが、
安く、簡素にするために、結構真面目に設計しました。
結果論ですが、非常に剛性のある良い物が出来ました。
そして電動昇降デスクのユニットが完成しました。
素晴らしいの一言です。
天板のたわみ、スライド機構に掛かるモーメント等
メカ設計の技術をフル動員して設計したのですが、予想以上に素晴らしい物が出来上がりました。
画像はイメージを掴むために天板となる集成材を乗せてあるだけです。
今のところ、1000X450の面積になる予定です。
昇降するデスクを妄想した時に、真っ先に電動シリンダ―が頭に浮かんだ私は、根っからのメカ屋なんだなと再認識しました。
手動だと、脚の問題があります。400mmと700mmの時で長さを変える必要があり、途中で折れる脚にするか…それとも脚無しの片持ちにするか…等々悩みが多いのです。
電動シリンダにすれば、脚はシリンダがまかなってくれるので一石二鳥です。
しかもこのシリンダは推力が1500Nもある(らしい)のとストップ時の保持力も強い(らしい)ので、良い事づくめです。(中華製品なので謳い文句には疑問がありますが…)
スライド機構さえしっかりした物ができれば十分使えるシリンダだと思いました。
天板もカッコいい物を作る予定です!
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.23 でした。
▲2022.03.12
パイン集成材2枚の間に研磨アクリル角棒を入れて、
テープLED
でライン発光させました。
ファンコントローラやUSB、コンセントなどを配置。
天板はステイン系塗料で黒にハケ塗りして、スプレーニスをたっぷりと塗装しました。
もうね、かなりカッコいいデスクに仕上がりました。
裏側の配線を綺麗に整線してまとめました。
気に入らない所が2点あります。
LEDが青色なのでとてもHな雰囲気になってしまいました。
動画内では真っ暗な夜に点灯させてますが、とてもいやらしい空間になってます。。
無難な白色に変更したい・・・
やっぱり高さが気に入らない。下降時で450mm、上昇時で760mm。
下降時はそれでもいいのですが、上昇時は高すぎる感じです。
あと50mmくらい下げたい気持ちでいっぱいです。
今回は手放しで喜べる結果ではないので画像1枚だけの更新になりました。
カッコいい天板だけに心残りがあります・・・
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.24 でした。
▲2022.03.19
どうしても高さが気に入らなかったので再設計しました。
手に持っているのは、今までシリンダのロッドが入っていたブラケットです。
ロッド先端を入れて抜け止めピンを入れていたのですが、
実際は昇降ユニット自体の重量で降りるので、抜け止めピンは不要でした。
ロッド先端が□40のアルミフレーム底面を押していたのですが、
アルミフレームにΦ21穴を開けてロッドを中に通し、天板底面を押す方法に変更しました。
こうする事で40mm下げる事が出来ました。
上昇時に高さ720mmになりました!
そしてLEDを白色に変更しました。
青色と違ってだいぶ落ち着いた感じになりました。
アクリルは接着していないので、テープLEDを貼り替えるのはとても簡単にできました。
アクリルは接着しないほうが何かと良さそうなので、このまま挟み込むだけにしておきます。
デスク下の配線です。
天板を外した時に配線も分離できるように、
すべての配線にギボシ端子を付けておきました。
昇降時に引きずられるエリアは、スパイラルチューブを入れて保護してあります。
当初はケーブルベアで保護しようと考えていましたが、実物を見ると必要性が感じられなかったのでやめてます。
行く行くはケーブルラックも付ける予定です。
コンセントは壁内に埋め込むので今は仮固定です。
ガレージにずっと置いてある廃棄予定のオフィスチェアを持ち込んで、
実際のワークスタイルを確認しています。
机の高さとイスの高さは申し分なく、良い感じです。
頭上から梁まで15cmの隙間が確保できています。
立ち上がる事はできませんが、問題はないです。
在宅勤務をやるようになって2年ほど経ちますが、その中で分かった事は、
「デスク1人分のスペースがあれば仕事はできる」
ということです。
ノートPCと拡張ディスプレイさえあれば、私の仕事は事足りるので、この狭いNV200の荷室でも1日中こもって仕事ができそうです。
とりあえずこれで「設備」は完了したので、次回からは内壁の造作に入っていきます。
この内装、内壁ですが、オフィスカーを作ると決めた時からやろうと思っていることがあります。
まだネタばらしはしませんが、恐らく誰もやっていない事だと思います・・・
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.25 でした。
▲2022.03.26
私のオフィスカーでは肝となる吸気口を取付けます。
開口して錆止めのペイントを塗っている所です。
木工用の大口径ホールソーで穴を開けようとしましたが開けられず。。
サンダーで開口させたのですが、大変でした。
時間は掛かるわバリが出まくりだわ。。
修正作業にも時間が掛かりました。。
コンプレッサーを持ってきてエアソーで切れば楽でした。
外側にダクトを固定して、内側には画像のL字配管を固定しました。
この配管はダクトの丸い部分に差し込んであるだけでボルト留めなどはしていません。
ダクト側にエプトシーラーを二重巻きにして差し込み固定しました。
この角度が必要なんです・・・
完成しました。荷室を締め切ってテスト中です。
動画では伝わらないのですが、風がめっちゃ入ってます。
換気扇速度をmaxにすると半端ない風量です。
実はパネルを切り取って強度に不安があったので、
余っていたアルミ板で補強を追加しました。
L字配管すぐ下の板です。
強力な換気扇と大口径の吸気口ができたことで、私の野望はほぼ達成できたと思います。
換気は大事ってことにしといてくださいw
まあでもこれで、車中泊時に調理の火を扱っても換気の心配がなくなりました。
ちゃんとチェッカーは点けてますが、一酸化炭素中毒とか洒落にならないので。。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.26 でした。
▲2022.04.23
内壁の柱をアルミフレームで製作しました。
今回の動画ではなぜアルミフレームなのか?を熱く語っています。
アルミフレーム柱の設計をして数量と長さを算出して、MISUMIに発注して翌週施工する。
というサイクルを4回繰り返して、納得できる柱が出来上がりました。
内壁はパネル工法で、何度か着脱を行いたかったので、ナット位置の精度が良いアルミフレームとしました。
動画では木工技術の未熟さを嘆いてはいますが、実際に50個くらいの鬼目ナットを、精度よく打ち込むのは私には無理です。。
アルミフレームならナットを入れるだけで精度良く位置出しができます。
おかげで木工よりもだいぶ高い金額にはなりましたが…
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.27 でした。
▲2022.04.30
柱建ても終わって、板金にナッターを打ち込む作業も終了したので、壁の断熱作業に入っていきます。
今回は、最強の断熱材
パーフェクトバリア
の施工です。
これは6ロールで3万円です。私は6個も要らないので、2ロールをオークションで買いました。
アウターパネルとインナーパネルの隙間に詰め込みます。
ハサミで50cmくらいに切って詰め込みました。
手が入らない所は棒で押し込んでおきました。
上側のサッシ周り以外はほぼすべて詰め込みました。
上側は発泡ウレタンを入れる予定でしたが、ネット情報でアウターパネルがはらむということなのでやめました。
詰め込むスペースが意外にも多くて時間掛かりました。
内装カバーを取り付けて完了です。
実はこれ、左右のドアで入れ替えて取付けています。
本来であれば、起毛面がオモテにでます。
これは、この上に制振シートを貼り付けたいのですが、
起毛面には貼り付かないので、ツルツルした面がある
裏側を利用したかったからです。
後ろ側の内装カバーはプラダンで作り直しました。
純正品はスピーカーや小物入れが付いていて、
カバーとするには不向きだったためです。
この時点でリア側のスピーカーは外してあります。
カバー内部のフェンダー下側に穴が開いています。
この穴は内部で発生した結露水を排出するものなので
パテや塗料で埋めてしまうのはNGです。
埋めちゃうと水が溜まってサビます。。
ただ、詰め込むだけと思っていましたが、体積が結構あったので時間が掛かりました。
また、施工ポイントがわからず、ギチギチに詰め込んだのですが、それは良くないっぽいです。
ある程度ふわふわ感で詰めた方が防音性能は上がるとのこと。
とりあえず断熱作業の第一弾、完了です。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.28 でした。
▲2022.05.07
スライド小窓から雨漏りしました。
調べてみると、レール室内側に水抜き穴があって、(画像赤色部)そこからパネル内部を伝ってドア後部の水抜き穴から排水される。とのこと。
私の場合はパーフェクトバリアを詰め込み過ぎて、穴を塞いでしまい、レール上面から室内に漏れたようです。
これは気づいてよかったです。気づかないままだと、断熱材は濡れてカビるし室内も濡れる。。
パネル内部にホースを通したかったのですが、水抜き穴が外側側面に90度曲がっていて、ホースを接続する方法が思いつきませんでした。
なので、画像の位置にφ7の穴を開けて、元の四角穴はシリコンで塞ぎました。
ホースは瞬間接着剤で見事に接着できました。
同じくシリコンで隙間を塞ぎました。
ホース下部はドアの水抜き穴近くまで通してあります。
この状態でテストをして、ちゃんと機能している事が確認できたので、外した内装と柱、断熱材を元にもどしました。
最初、水たまりを見つけた時は、私の車固有の問題かと思ったんですが、調べてみると情報がない。
DIY動画でも断熱材施工でこの水抜き穴に言及しているものは見た事がありません。
もしかして皆さん知らずに断熱材詰め込んでる??
と焦燥感を覚えて急きょ動画にしました。
このスライド小窓は雨が降ると、必ず室内側に水が浸入してくる構造で、メーカーもそれを見据えてレールに穴を付けています。
水抜き対策を行っていなければ、間違いなく断熱材に水が染み込んでいるはずです。
断熱材をビニール袋などで覆って入れてあれば大丈夫ですが、そうしてる方っていますかね??
とりあえずスライド小窓の水抜き対策は絶対必要だと感じています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.29 でした。
▲2022.05.14
時系列は前後しますが、壁の断熱です。
制振シートを全面に貼りました!全面です!
さすがにここまでやった人は居ないんじゃないかなぁ…
壁が厚ければ厚いほど断熱、防音効果があるので、インナーパネルの板厚を厚くする為に行いました。
途中で材料が切れてしまって、急ぎAmazonで注文したんですが、納期が5/6…注文時は5/2…
GW終わっちゃうと思ってたら5/3翌日に届きました!
普通の業者はお休みだけど、さすがAmazon!
そして断熱マット貼り付け!
制振シートと同じく全面貼り付けです。
断熱マットの糊は手にくっつくので往生しました。。
そのくせ粘着力はちょっと心もとない感じです。
テンションが掛かって剥がれないように細切れで貼り付けておきました。
制振シートと断熱マットで丸2日の作業でした。
貼る場所の計測、切り出し、貼り付け、ローラー押え
の繰り返しを何度行ったことか。。
腕が上がらなくなりましたよ。。
動画内でも語っていますが、効果の程は結構凄いです。
ドアを締め切ると「シーン…」とした感じです。明らかに今までとは違う空間です。
外の車の走行音は聞こえるんですが、なんていうか遠くを走っている感じで嫌味がないんです。
また、断熱効果もかなりアップしました。
晴天で外にいると暑い日でしたが、荷室内はひんやりした感じでむしろ涼しささえ感じました。
数値でお伝えしたいのですが、ノーマル状態を計測していなかったので比較できず。
とりあえず、断熱、防音効果は確実にグレードアップしました。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.30 でした。
▲2022.05.28
今回から内壁の製作です!
キャンピングカーDIYでは、通常、壁は羽目板で作る方がほとんどですが、私はアクリル板を使います。
羽目板をインナーパネルに隙間なく張り付けて、少しでも居住空間を広くするのが当たり前となっています。
私の場合は「内壁」というだけあって、インナーパネルと隙間を設けています。
木にコーススレッドを打ち込むだけならアクリルである必要はないのですが、私は何度も脱着をする必要があるので、表からナット位置が分かるアクリルが良いのです。
柱やナットの位置がわかるという利点以外に「サラ座グリ」ができることがあります。
サラボルトを埋め込む為の穴形状ですが、このサラ座グリはベニヤ板には不得意なのです。
やればできますが、ボソボソで強度もなくなります。
だからこそのアクリル板なのですが、デメリットもあります。
簡単に割れます。。紙が破けるように割れました。。
ベニヤ版と比べると高価です。いまはウッドショックで木も高いですが、単価的にはアクリル板は高いです。
そういうデリケートな扱いをしつつ、何とか内壁を製作しています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.31 でした。
▲2022.06.04
スライドドアの内壁が完成です!
壁板は同じくアクリル板です。
今回は窓枠を綺麗に作りました。
ドアについては、もうこれ以上やりたい作業が無いので、壁紙を貼り付けて完成させました。
運転席側壁で使った物と同じ
アルカンターラ調生地
です。
以前も経験済みですが、とても貼り辛いので考えました。
糊面を上にして剥離紙をすべて剥がしてアクリル板を置くという感じで貼りました。
結果として大変でしたが綺麗に貼り付けられました。
動画でも語っていますが、普通の壁紙ではなくシール状の物を使った最大の理由は、角の処理です。
壁紙だと折り返しや角部分がボソボソになって汚くなるので、折り返せる物を使いました。
貼った感じとしては私のイメージとはちょっと違うものですね…
まあキャンカーDIYされてる方で、内装が総スエード貼りって方は居ないと思うので
これはこれで良いかなとも思っています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.32 でした。
▲2022.06.11
今回は左側の内壁が完成です!
壁板は同じくアクリル板ですが、デスク昇降ユニットがあるので難しかったです。
上下2分割となって段差ができたので、そこには間接照明として
LEDテープ
を入れました。
LEDの調光器を探してお洒落な
LED調光器
も付けました。
壁紙は私のイメージとピッタリな
壁紙シート
を採用。
これが本当に私が希望していた壁紙です。
シール状の壁紙は時間が経つと剥がれるので、今回はテストをしていました。
折り返し部分に空気が入って膨らんでいるのをよく見かけるので、アクリル端材に実戦と同じような貼り方で、2週間放置していました。
裏側に空気が入っていましたが、表側は綺麗な状態でしたので、今回採用を決めました。
実際内壁に貼ってみたら、私のイメージ通りのシックな雰囲気でした。
ドアのアルカンターラ調シートは、残念ながら貼り換えます。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.33 でした。
▲2022.06.18
今回は棚の製作です。
デスクうえの棚と、右側の棚を製作しました。
デスクうえの棚は、かなり作り辛かったです。。
棚を先に作ってしまうと、骨となるアルミフレームを車体に固定できないので、下板だけアルミフレームに先に固定して、アルミフレームを車体に取付け。
その後、棚枠を隙間から入れ込むという作業でした。
ここは暗いのでLED照明を仕込んでいます。
扉を開けると照明が点くように
開閉センサ
を仕込んでいます。
右側の棚は引き出し可倒タイプと、普通の棚です。
動画では語ってませんが、可倒棚の軸にはミニマムカムフォロアを使ってます。
重心バランスが悪くて勝手に閉じてしまうので、ストッパ位置を変更しました。
間に合わせでベニヤ板を貼ってますが、最終的にはアクリルに変更します。
普通の棚にはスライド窓を付けました。スモークのアクリルです。
この部分のアルミフレームは引き違い窓用の特殊タイプです。
とりあえずこれで車中泊用のギアはすべて収納できるかな?
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.34 でした。
▲2022.07.02
今回は内壁の総仕上げです。
右側の壁と、こまかい部分の仕上げを行いました。
右側の壁は、最初はアクリル板で壁紙まで貼って仕上げたのですが、
アクリル特有?のたわみが発生してしまい、
直線ではなくなってしまったのでベニヤ板で作り直しました。
高い勉強代でした。。
そのほか、車体が見えている部分はすべてカバーを作り、完全に見えなくしました。
動画では時系列が変にならないようまとめていますが、実際はあっちやったりこっちやったりで、
なかなか一まとめに出来ない状態で作業を進めていました。
でもこれで、ようやく内壁がすべて完了しました。
あとは天井とバックドアですね…
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.35 でした。
▲2022.07.16
今回は天井の製作です。
画像は、天井の梁に貼ったティッシュです。
換気扇を回すことで、車体天井と内天井の間のスペースを風が通ります。
つまり、その間の暑い空気を換気扇で排出できるようにしてあります。
住宅設備で言う、外貼り断熱です。
オフィスカーを作ろうと決めた時からやろうと思っていた事です。
アクリル板を使ったのも、この空気の流れを見たかったからなんです。
まんまと上手くいきました!!
アクリル板は割れまくっていたので、ベニヤ板に置き換えて製作しました。
LEDライトを埋め込みたかったので、裏側に板を貼って段付き加工してあります。
ライトはデスク下と同じ商品です。これは非接触スイッチ内蔵なので、別にスイッチを設けなくて良いです。
樹脂アングルを廻り縁代わりに全周に貼り付けました。
ネイラーも買ってあったのですが、両面テープがかなり強力だったので、両面テープだけで固定しています。
固定は天井板側だけです。
内壁側に固定すると、天井板が取り外せなくなるので。
天井も内壁と同時進行でしたが、今回天井だけの作業に編集しました。
これでやっと室内がカタチになりました。
まだバックドアが残っていますが、こちらはまた凝った事をしていこうと構想だけ進めています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.36 でした。
▲2022.07.30
今回はディスプレイの取付けです。
画像は、モニターアームを取付けるロッド部分です。
アルミフレームに固定できるように設計したブラケットと両端にM8タップを切ったロッドです。
両方ともMISUMIに発注していますが、ロッドは鉄のままだと錆びてしまうので、クロームメッキ処理をオプションで付けました。
本当は黒色の四三酸化鉄皮膜処理にしたかったのですが、「シャフト」という名目の部品だったので四三酸化処理の選択肢が無かったのです。。
最初に買ってあった5軸のモニターアームは長すぎてイメージした位置にモニターを設置できなかったので、4軸の短いモニターアームを購入しました。
モニターを設置する高さをギリギリで作ったので、上下の動きは不要でした。むしろ走行中に上下に当たる危険もありました。
4軸アームが正解だったようです。
走行中の固定方法は、MR2のエンジンフードで使っているワンタッチボンピンを駆使して作りました。
このボンピン採用は、あるときフッと何かが降臨したように思いつきました。
特に設計図もつくらず現合で作ったのですが、うまくいってしまいましたw
家電関係は最後に設置したかったのですが、理想のモニターを安くでGETできたり、
アイデアが浮かんだりと、なにかと都合良いタイミングができていたので取付けました。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.37 でした。
▲2022.08.06
今回からバックドアの改造です。
バックドアの断熱を行いました。
その前にガラス部分の二重窓として付けたツインカーボを剥がして透明なアクリル板に貼り換えました。
理由は二重窓内部に水が溜まるようになったのと、車中泊時にぼやけた情景しか見えないため。
車体とガラス窓はコーキングをして塞いだのですが、隙間があったようで水が溜まるようになりました。
剥がしたついでにコーキングを追加しました。
制振シートはいつものヤツです。
制振シートを貼ったら防音マットといきたいのですが、
バックドアも内部を水が通るので吸水する防音マットは貼れませんでした。
後々カバーに貼ります。
断熱材のパーフェクトバリアを施工しました。
当然濡れないようにビニール袋に入れました。
水が通るのでギュウギュウに詰め込んでいません。
水路を遮ると、また途中から水漏れしそうなので。
制振シートと断熱材を施工したあとに、バックドアを閉めると重厚感ある音になりました。
今までは薄い板金の「バン!」て音だったのが「ドン!」という感じです。
デッドニング後は、この「閉まる音」で効果を実感できますね。
いや、デッドニングではなく防音、断熱目的ですがw
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.38 でした。
▲2022.08.27
バックドアの電動シャッターです。
今まではカーテンを取付けていましたが、ツイッターでシャッター化している方がいて、それを真似て電動化してみました。
動画を見て頂くとわかるんですが、シャッター面と、壁の面をツライチにしたくて結構大変な思いをしました。
レールはコの字のチャンネルを切り貼りして製作。
上がり切って若干前へ出るように角度を付けてます。
シリンダは1本でやりたかったので、左右がズレないようにガイドを付けたり、隙間が均一になるようスペーサを調整したり・・・
とにかく大変の一言でした。
今回のシリンダーは50mm/sの高速タイプです。
昇降デスクと違って大きな耐荷重は必要ないので、30kgfで高速タイプにしました。
(昇降デスクは150kgf)
バックドアのカバーに制振シートと断熱マットを貼り付けて、断熱防音を確保しました。
壁板開口部下側は、柱にボルト留めできないので、シャッターの段付き部分と干渉して壊れそうだったので、壁板を左右からヒモで引っ張ってたわませてあります。
そうすることで干渉なくスライドできるようになりました。
段付き面が壁とピッタリツライチになることで、光漏れもなくなりました。
このユニットのおかげで20㎏増えたので、純正ダンパーでは保持できなくなりました。。
社外品で対応したいのですが、現状のダンパー推力がわからない。。
やることが増えたw
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.39 でした。
▲2022.09.10
バックドアが重くなりすぎて開けられんのです。
結構な力で開けて、手で保持していないと凄い勢いで閉まります。当たるとマジ死にそうです。。
なのでもっと反発力のあるダンパーに交換します。
で、純正のダンパー推力を調べても情報が出てこない。
ネットはもちろんのこと、日産ディーラーに聞いても
わからないという回答。。
製作メーカーを突き止めて、日立Astelmoという会社に直接聞いても教えられないとのこと。。
車メーカーによってはダンパーに推力が印字されてる物もあるのに、たかだか推力ごときを極秘扱いする意味が分からない。
ということで自分で計算しました。機械設計が本業なのでやればできるのですが、重量や重心など不確定な要素有りでの設計はしたくないのです。。
純正ダンパーの推力は約950Nで、改造後は1200Nの推力が必要 となりました。
早速AmazonやAliexで1200Nのダンパーを探すも出てくるのは1500Nのみ・・・ええいままよ!
買いました
1500Nのガススプリング
・・・
とりあえず、ロッド先端のボールジョイントは新しい物がそのまま使えそうですが、
シリンダー側は純正のブラケットを使うため、純正のボールジョイントを使わなければなりません。
純正はM5タッピングネジとなっているので、新しいダンパーに合わせてM8タップが必要です。
今回は、樹脂やアルミのタップ部分を強化する役割の「
ヘリサート
」を使います。
樹脂のボールジョイントのネジ部分にM8ヘリサートを仕込み、いざ取付け!!
はい、取り付きませんでした!!
車体側のダンパー取付け寸法よりも、新しいダンパーは10mm長くて、どう足掻いても取付けできませんでした。
なのでシリンダー側の純正ブラケットを追加工して、新しいボールジョイントを取付けました。
なんとか無事に取付け完了したのですが・・・
閉めるのが超大変になりました。。
ダンパーの反力が強すぎてかなり大変です。
1200Nのダンパーを探し続けます。。
開けた時に弾かれるような力の出方はしてないのと、開いた状態で保持されるようになったので、
当初の目的は達成されたと判断します。純正より開度も大きくなりました。
このダンパー交換を持って、オフィスカーとしての車体の改造は完了です!
残るはイスのみです!
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.40 でした。
▲2022.09.24
オフィスカー最後の改造アイテムはイスです。
当初はキャスター付きの事務チェアを想定していましたが、昇降デスクを作ろうと思い立ったと同時に、
イスの事も考えておきました。
イスの昇降は大掛かりな物となるので座椅子+架台という構想だけ出来てはいました。
最初はゲーミング座椅子を考えていましたが、PCショップで実物を見るとデカいし重い…ので構想変更しました。
そして採用したのが画像の
座椅子
です。
事務チェアとしても成立するようなデザインなのと、意外と価格が安かったので採用しました。
そして架台は、強度と精度が必要なのでアルミフレーム一択です。
座椅子固定部が設計ミスで失敗しましたが、有り物でなんとかカバーしました。
しっかり固定できて、キャスターも高い物のおかげでよく回ってくれます。
この架台は、車中泊モードでは座椅子と切り離して物入れとして使用します。
イスが完成したことで、オフィスカーは完全に完成です!
いやぁ・・・長かった・・・ここ1年半は毎週末オフィスカーに付きっ切りでした・・・
まだ気になる所は何点かあるんですが、それはボチボチ修正していきます。
とりあえずこれで仕事したいですね!!!
以上、長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.41 でした。
▲2022.10.01
車中泊で肉を焼いて気付いた事があります。
室内の換気が最悪ということです。。
壁の内側に外気を通す構造にして断熱化したのですが、室内の換気については何も対策していませんでした。。
肉の煙もそうですが、タバコの煙も同じく充満します。
MAX FANを付けようと思ったのですが、ソーラーパネルも搭載予定なので、屋根面積の少ないNV200では無理と判断しました。
内壁上部に吸入口を設けて、壁内部に換気扇を仕込む方向で何とか対策しました。
画像は完成後です。FRPでダクトを製作しました。
少しだけある隙間に合わせてダクト形状を作りました。
取付けた換気扇はストレートファンです。180㎥/hの吸引力なのでそこそこ吸ってくれます。
アルミダクト部は隙間が小さいのでボッコボコにつぶしていますが、断面積は変わっていないので大丈夫です。
効果はというと、ちょっと微妙な感じですが、今までは換気能力ゼロだったので煙がほぼずっと滞留してた時と比べれば全然良くなりました。
まだ肉は焼いていませんが、前回よりはだいぶ改善されたと思います。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.42 でした。
▲2022.12.03
今回は搭載したい物リスト最後の機器、パソコンです。
オフィスカー製作当初は、3D CADがバリバリ動くモンスターPCを予定していましたが、
昨今のリモートワーク事情で個人所有PCで仕事はできません。
なので、車中泊時用のインターネット専用端末としてパソコンをセットアップしていきます。
熟考して選定したPCが
Dell Wyse 5070
です。
これはシン・クライアントPCで、サーバー接続前提の端末で、Windowsが入っていません。
サーバーとやり取りするためのDDell独自OSがインストールされています。
私は中古で購入したので、32GBのSSDすら付いておらず、HDD無しのベアボーン状態でした。
なので別途
WDS500G3B0B [M.2 SATA 内蔵SSD]
を購入しました。
ネット専用PCなので500GBもあれば十分です。
分解、組付け方法は動画を参照ください。
BIOSの入り方や設定項目も紹介しています。
OSのインストール、アンチウィルスソフト、ドライバ
必要なソフトなどを入れてPCのセットアップは完了です。
取り付け場所はサブバッテリーユニットの横にしました。
小型PCですが、配線の絡みもあって悩みました。
VESAマウントのネジ穴があるので、それを利用して
アルミ板で固定用ブラケットを作製して取り付けました。
モニタケーブルはディスプレイ後ろの壁を外して壁の内部を通してあります。
電源線はそのまま後ろに出してサブバッテリー背面のコンセントに接続しました。
Wi-Fi、Bluetoothを持っているので、ネット環境は無線です。
これで車載PC完了です!
いちいちノートPCを引っ張り出してきてセットせずともPCを使える環境になりました!
このサクッと使える環境が欲しかったのです。
SNS、youtube、amazon primeも見放題ですw
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.43 でした。
▲2022.12.24
搭載している窓用エアコンの効きが悪い時があります。
とても暑い日で風が少ない日です。
コンプレッサーが回ってもすぐに送風に切り替わる症状。
ドアを開けた状態だと問題なく冷えてくれるので、恐らくエアコンダクトの開口面積が不足している感じがしていました。
なので可能な限り開口部を拡大しました。
やりづらかったのは防虫用メッシュの貼り付けです。
右側の廃熱開口部は裏側からも手がほとんど入らず、かなり大変な思いをして貼り付けました。。
改修は完了しましたが、暑い時期ではないので検証ができず。
今年の夏が待ち遠しいです・・・
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.44 でした。
▲2023.01.21
映画を見る時用のスピーカーを取付けます。
オフィスカーを製作し始めた頃の車中泊ではよく使っていたスピーカーですが、バックドアに埋め込むつもりが存在を忘れて取付けできていませんでした。
大きなディスプレイも付いたので、映画鑑賞にはベストな環境なのでスピーカーを取付けました。
動画を見て頂ければ分かりますが大失敗を犯しました。。
やはり一番悩んだのは固定方法でした。壁掛けはできる構造でしたがガッチリ固定できるように
試行錯誤しました。ナッターを打ち込むことで解決させようとしましたが失敗。。
対策して取付けはできましたが、それでもまだ完全ではないと思っています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.45 でした。
▲2023.02.04
机の上のキーボードやマウスなどを
小奇麗に整理できる引き出しを作りました。
走行中は棚の中に入れていましたが不便でした。
最近流行りのプッシュ式スライドレールを利用して、閉じている時はロック状態、使う時はワンプッシュで開く引き出しを目指して作りました。
動画を見て頂ければ分かりますが今回も失敗しました。。
引き出し自体はパイン材と余っていたプリントベニヤ板を使用して製作しました。
部屋に合わせてつや消しブラックを塗装してあります。
スライドレールを取付けて完成! 簡単簡単・・・のはずが!!
プッシュしても開かない。。
結果として固定する穴を間違えていたというオチだったんですが、ベストな位置にあった穴だったので使ってしまいました。。
その後固定位置を変更して無事に使える引き出しになりました。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.46 でした。
▲2023.02.25
今回はソーラーパネルを取付けました。
RENOGYの200Wのソーラーパネル
です。
本当は400Wクラスのパネルを搭載したかったのですが、RENOGYの走行充電器は入力電圧が25Vなので、400Wパネルの解放電圧より低いため搭載できません。
熟考して発電効率は良いが値段が高いRENOGYの200Wソーラーパネルにしました。
取付けは市販のブラケットを加工して取り付けました。
特に悩む部分もなく、意外とすんなり取付けできました。
これは晴天時の発電量です。
私の車は常時12Wを消費しているので、それを加味すると190W近く発電しています!
走行充電は600Wくらいあるので、走行中はソーラーは切断して、エンジンを切っている時に使用します。
やっぱり勝手に充電されるのは良いですね。
ソーラーシステムが完成した1週間後にRENOGYから悲報(朗報?)が届きました。
RENOGYの走行充電器がバージョンアップして入力電圧が25V⇒50Vに変更になりました。
なんでこのタイミング?取付けて1年後くらいなら「お?」程度で済んだのに。。。
さすがに取り付けたあとすぐでは悔しかったですね。。
とりあえずはこのままで運用して、もっと電気が欲しくなった時に交換を検討します。。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.47 でした。
▲2023.05.13
今回は苦渋の決断でオフィスチェアを撤去しました。
仕事中はキャスター付きのイスにこだわっていましたが、撤去して固定ベッド(長椅子)を製作しました。
車中泊中に、イスと架台が邪魔だったんです。。
分離するのも手間だし、隅に置いてもベッドマットが敷き切れないくらい狭くなっていました。
強いて言えばMRI撮影時に首を固定されるような感じ。。
なので、ふと思いついて1日で一気に製作しました。
材料はすべて近くのホームセンターで購入しているので、難燃性でもなく黒系のシートでもありません。
シートはあとで黒系に変えたいですね。
完成してすぐに開催された
「車中泊会議」
というイベントに参加して寝てみましたが、寝心地は最高でした!!
やっぱりすぐに寝れる固定ベッドはラクでいいです。
リモートワークをするには座面が短いので気にはなっています。
ただ、これで収納スペースが劇的に増えたので非常に便利になりました。
そして冷蔵庫も購入したので快適さが更にアップしました。
冷蔵庫については電源も含め、別記事にしたいと思っています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.48 でした。
▲2023.06.10
先日参加した車中泊会議でたくさんの方からステッカーを頂きました。
今までSNSだけで交流してきた方々とやっと会えて多くの方とステッカー交換ができました。
自宅に戻ってきて悩みがひとつ。
どこに貼ろう?でした。
私は車体にステッカーを貼るのが嫌いなので、車内で考えてはいましたが、実際に貼る場所に悩んでいました。
ということで熟考した結果、メッセージボードを作ろうと考えました。
バックドアのガラス部分に設置したいので、外が見えるようにアクリル板で製作しました。
当然合うサイズの物は売っていないので、枠から製作しました。
そしてやっぱり光らせたいのでLEDテープも仕込む事に・・・、
ということで結構お洒落なステッカーボードが完成しました!!
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.49 でした。
▲2023.06.24
ほぼ完成したオフィスカーのNV200ですが、エアコンの冷房が効きません。。
日産ディーラーで見積もったら修理代10万円。
とりあえずガレージで眠っていたスポットクーラーを有効活用しようと思い立ち、設置してみました。
とりあえず最初に作ったのは、廃熱を外に出せる様な窓枠にセットできる板です。
これは某氏の真似ですが、私の場合は車体にナッターを打ち込んでボルト留めできる構造にしました。
あとはスポットクーラーをいい感じで固定できる板を作って助手席に設置。
一部屋を涼しくできないくらいの能力なのでガレージで寝てた訳ですが、運転席くらいは冷やせるだろうと思い使ってみました。
が、直射日光がモロに入ってくる運転席も全く冷えませんでした。。
ということで冷気を直接肌に当てるためにダクトを追加で購入してTシャツの中に入れた所、
冷たいくらい冷えました!(冷風が当たらない所は暑いですが。。)
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.50 でした。
▲2023.08.12
車中泊会議に合わせて
冷蔵庫
を設置しました。
これの電源は自作ポタ電で賄っています。
サブバッテリーは常時電源を入れていないので、常時電源が必要な冷蔵庫には使い勝手が悪いので自作ポタ電で常時電源供給しています。
が、自作ポタ電の充電方法が今のところ充電器による商用電源しかありません。
オフィスカーを使用していないときにソーラー充電できれば良いのに・・・
と思っていたらソーラーパネルをポチっていましたw
フレキシブルタイプ
を購入したのですが見事に失敗。。Rがキツ過ぎて貼れない。。
気を取り直して
フレームタイプ
を買い直しました。
ホームセンターでL字のアングルを4つ購入して取り付けました。
やはり天井に穴を開けると雨漏りが心配なので、工夫してシール材を入れてみました。
これで冷蔵庫専用の電源を確保できました。
オフィスカー使用中は冷蔵庫5℃設定で電源を入れっぱなしですが、
今のところ電気が足りなくなることはないです。
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.51 でした。
▲2023.09.23
キャンピングカー火災・・・最近よく耳にします。
サブバッテリーや電化製品の電気火災がほとんどです。
今回は車両火災対策をお伝えします。
1.リン酸鉄リチウムイオンバッテリーのススメ
2.ネジ緩み止めチェックマークのススメ。
3.自動消火器のススメ。
今回の動画では以上3点を詳しく説明しています。
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以上、NV200 オフィスカー製作 車両火災対策 でした。
常設トイレは念願でした。やっと施工できました。
助手席を外して設置する予定でしたが、法令を調べたり陸運局に確認を行ってみたところ、
クイックデリバリーのようにイスを簡易型にすることは出来ない事が判明。
フレームや背もたれは撤去できない事が分かりました。
それらを残したままトイレを設置する事に成功しました。
絶対外せないおしり洗浄機能付きです!
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.52 でした。
トイレを設置したので、ラウンドカーテンを設置。
今までは運転席の目隠しは特にしていませんでしたが、トイレ設置により完全な目隠しが必要となりました。
AMAZONで熟考してカーテンレールとラウンドカーテンを購入して設置しました。
レールは車内で取り付けるのは困難だったので、ルーフライニングを取り外して設置しました。
これは凄く便利なカーテンです!
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以上、NV200 オフィスカー製作 Vol.53 でした。
▲2023.12.24
オフィスカー製作で一番苦労したエアコンダクト。
エアコンの効きが悪く、開口部を大きくしたり改善を図ったのですが効果は薄く、諦めていました。
20度設定でコンプレッサーが頻繁にON-OFFしながら頑張ってくれるのですが、それでも室温28度。。
エアコンダクトを撤去してドアを開け放った状態であれば20度まで下がってくれます。
もう、ドアを閉めたままエアコン稼働を諦めました。
ドア開けっぱなしは色々見えてしまってカッコ悪いのと、雨の日に使えないというデメリットがあったのでカバーを作ることにしました。
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以上、NV200 オフィスカー製作 サイドパネル製作 でした。
▲2024.06.23