本文へスキップ

Refined MR2 -水栓柱,物置 DIY-

Refined MR2管理者の自宅の水栓柱と物置の解説です。立水栓のDIY交換、物置用土間造りの紹介です。

Refined MR2管理者の自宅の水栓柱と物置の解説です。立水栓のDIY交換、物置用土間造りの紹介です。

水栓柱,物置 DIY

PC用サイトはこちら
最近DIYがはかどります。外で作業するにはとても良い季節です。
以前「物置DIY」コンテンツで設置した物置ですが、すでに収納物がパンパン状態でした。
私のDIY工具や材料、子供のプールやクーラーBOX等々・・・
増え過ぎて収納できない物が玄関周りにちらほらと目立つようになりました。
もう一つ物置を購入することにしました。
玄関横の物置は家や子供関連のもの、新たな物置は私のDIY関連のもの と切り分けます。

設置場所は以前「サイディングDIY」を行った壁の隣部分。
ポストが立っている凹んだ部分です。
採寸すると幅1600mmあるので大きな物置が置けそうです。
下の画像で紹介しますが、ここには元から付いていた水栓柱があります。
樹脂製でボロボロでした。尚且つ低過ぎるのでバケツを置いて給水できない。。
 
「なんかもうこの辺り、まとめて改修しよう」
今回も結構大変な作業量になりそうです。


イメージ01

設置場所はココです。
ボロボロの水栓柱。家購入時から雑巾が巻かれてました。
門扉新設に伴い、元のポスト支柱は切断しました。
水栓柱から奥の立ち上がり壁まで幅として1600mm、
右の壁から左方向への奥行きが1000mmです。
土間を作る大変さが頭を過ぎましたが、とりあえずは水栓柱です。
画像ではすでに水栓柱周りにカッターを入れています。


イメージ02

ハンマードリルでハツって土が出たらスコップで掘って・・・
掘って掘って掘りまくって70cm。。。
深すぎだろ。。。想定外すぎました。。
寝っ転がって手が届く深さでした。
配管が大変そうだ。。


イメージ03

配管サイズと種類がわかったので買出しです。
現状の塩ビ配管の種類が知りたかったのです。
TS、HI、HTと種類があり、接着剤が各々違うのです。
案の定ウチは一番安いTSでしたw
購入した物は、ステンレス製水栓柱、蛇口、配管2種、
TS継ぎ手、接着剤、シールテープ です。
トータルで5000円でした。


イメージ04

配管繋ぎ換え完了!
開口面積拡がってます。 土を堀りまくってたときに
「確かこの辺に排水管あるって聞いたな」と思い、
探しまくった結果ここまで広がりました。。
浄化槽移設工事の際、業者さんが言ってた通りでした。
φ50のホールソーで穴を空けて塩ビ管を差込み、接着剤を塗布しておきました。
画像はペーパータオルを敷いて漏水チェックをしてます。


イメージ05

砂利や土を埋め戻してセメントで固定しました。
今度はスタイリッシュな蛇口にしてみましたw
 
穴掘りから始めて立水栓交換、セメント固定まで丸1日掛かりました。
予想ではもっと早く終わるつもりでしたが、想定外の深さと、排水管を追加したい
という欲求により遅れたものと思われますw
水栓柱の交換はとりあえず完了です。
 
 
さて次は物置探しです。
今回は断熱や機密性は全く考えていないので、物置として使える物なら何でも良いです。
1600x1000の設置面積があるので、そこそこ大きい物置を考えています。
ただし、
安いの
ヨドやイナバは1600幅で7〜8万。タクボで6万。他も同じような感じでしたが、唯一安いと感じたのが
サンキン物置 ロータス LS-1607 です。


45000円で他社より2〜3万は安いです。
ネタバレになりますが、ヨド、イナバとDIYで組み立てた者の意見としては
華奢な感じを受けました。ただそれ は有名所の物置と比べると・・・という事です。
物置としては何ら問題はなく、組み立て辛い事もなく、グラつく事もなく、
建て付けも全く問題ありませんでした。
いつも取り付けが面倒くさい扉に至っては、サンキン製が一番簡単でラクでした。
手書き風の組み立て解説書も味があって良かったです。

ポイントが8000付いて、尚且つ期間固定ポイント8000使ったので
実際は29000円で購入しました。

安くて大容量の物置が欲しい方には是非お勧めします。

イメージ06

土間造りに入ります。
インスタントセメント12袋。。。。
600幅のコンパネを3枚に切ってもらって来ました。
門扉で使った型枠コンパネは、細かく切断して捨てちゃったんです。。
もったいない事をした。。
今回からは離型材を塗って使いまわす事を考えています。
 
合計7000円。


イメージ07

今回からはレーザー墨出し器を使用します。
ホースを使っての水盛りは確実ですが正直面倒くさいです。
安いレーザー墨出し器を探して購入しました。
 
画像は見辛いですが、ラインがハッキリと見えます。
左側が地面から120mmで右側は30mmです。
90mmも差があったとは。。
土間無しで物置置いたら倒れますね。。


届いた物は意外と小さかったです。
もっと安い中華モノもありますが、これは違います。
ポップリベット・ファスナー社という技術力の優れた企業が 製造しています。
本業の設計で関わった事がありますが、優秀な会社だと感じました。
ワケのわからない中華メーカー品以外で最安値だったこの製品、
ポップリ ベット・ファスナーと知って即買いしました。

電池を入れて電源ONでレーザー出ます。
縦置き、横置きで照射角度を変えるタイプです。
レベル出しのネ ジが緩いので、本体を回転させる時に誤って回してしまう
ことがあります。配管用シールテープを巻いて固めにして利用しています。
DIY程度なら十分な品物です。お勧 めです。

イメージ08

先に水栓柱回りの流し(パン)の壁を打設しておきました。
土間打ちの時に流し面を打てば時間短縮になるからです。
画像は土間で4袋使ったところです。
流しで2袋使ったので、残り6袋です。
セメントを練って流し込み、鉄筋で突いてコテで均す。
という作業を12回行いましたw
この日は本当に腰が痛かったです。。。


イメージ09

12袋ピッタリで完了。
流しの面も傾斜を付けて綺麗に出来ました。
水栓柱回りは防水モルタルで仕上げるので5mmほど低くなっています。
画像で白いのは門扉DIYでも使用した接着剤です。
セメントは固まってから継ぎ足すというのがあまり良くないらしいので確実に接着してもらいます。


イメージ10

物置開梱後・・・
この開梱作業は疲れました。物が大きいし重い。。
画像写ってませんが、土間に床パーツが置かれています。
組み立て自体は特に問題もなく1時間ほどで完成しました。
今回は大きい重いで嫁の手も2回ほど借りました。
床パーツに横壁をボルトで固定するのですが
横壁が重くて支えながらボルト締めできないので、
締結するまで支えてもらいました。
屋根は重くて上げられないので2人で被せました。


イメージ11

完成です!
大きさが威風堂々とした感じを醸し出しています。
玄関横の見慣れた物置と比べると大きさがわかります。
 
水栓柱回りは「ハイモルスーパー#20」という左官屋御用達の高級品を使用。
通常通り練ったあと、いつも使っている接着剤
ハイモルエマルジョンを添加することで防水モルタルになります。
骨材が細かい粒子なので塗り易い塗り易い。


イメージ12

庫内にコンセントを付けました。
屋外コンセントから延長しただけですが結構便利です。
屋外コンセントは挿しづらいのです。。
 
この赤いツールワゴンは便利です。
物置の奥行きに合わせて収納できる物を購入しました。
よく使う工具類を入れておき、コレだけ出せばすぐ作業を開始できます。
画像無いですが、庫内照明も付けました。
ソーラー充電で動体センサで点くタイプです。


同じトレーが3つと柱が8本だけのシンプルな構造です。
組み立ては簡単ですが、タッピングビスでトレーとパイプを締め付けるので力が要ります。
キャスターは大径のものに交換しようと思っていましたが、
意外とよく動くのでそのまま使用しています。
ベアリングタイプのキャスターなのでよく回転してくれます。
ドライバーやペンチなどを挿しておける穴は結構便利です。
ハンドルが剛健に出来ていてかなり使い勝手が良いです。

強いて言えば、トレーの深さがもう少しあると良かったですね。
スプレー缶などはワゴンを動かすと安定しないです。

必要最低限の工具をここに入れておけば、すぐに作業ができるのが良いです。
DIY作業にはピッタリな品物だと思います。ぜひお勧めします。

完成後に、玄関横の物置の大掃除と入れ替えを行いました。
1/3は要らない物でした。。買っても安いのに3個も保管されていたウール状の断熱材・・・
DIYで改修した家の元の部品・・・二度と使わないのに保管していました。
これを機にすべて分別して廃棄しました。
 
玄関横物置はかなりスッキリしました。家と子供の物を入れるには十分な余裕ができました。
新しい物置は、板やコンパネ、工具などですでに8割埋まりましたw
この物置は棚板が2枚しか付いて来ないので、オプション品を追加したいです。
まだアンカーを打っていないので、近いうちに耐震工事をやります。
背も高いので転倒防止用の上部チェーンも必須です。
 
新しく追加した水洗い場は便利です。
今までは排水溝が無かったので、流した水はすべて国道に流れていました。。
今では排水溝ができたおかげで心置きなく水を流せます。
パンの傾斜も絶妙に上手く出来て、水溜りもできずに排水溝へ流れていきます。
 
下から2番目の画像が物語っていますが、プロが施行したと言っても良いくらいの出来栄えです。
自画自賛ですが、嫁も「スゴイ」と褒めてくれました。子供は「物置に入りたい」と。。w
 
以上、水栓柱,物置 DIY レポートでした。


▲2016,10,30

イメージ13

今回の物置は大きいのでアンカー工事を行います。
本来は床面に打ちたいのですが、今回は無理なので側壁に打ち込みます。
物置が微動だにしないので、付属のアンカープレートを曲げて施行です。
2.3mm厚のメッキ板ですが硬かった。。

今までは全長50mmのオールアンカーでしたが、今回は安全性を鑑みて120mmの物を使用しました。
気休めかもしれませんが精神的な安心感が違います。
赤いのは切断部のサビ止めでMR2の補修液です。


イメージ14

物置の転倒防止対策。
後ろの外壁にワイヤーを接続する方法も考えましたが、正味、200kg近い物置が倒れる時に、
外壁ごと持っていかれる不安もあったので、土間にワイヤー固定しました。
構成はオールアンカー、アイナット、ターンバックル、ワイヤーです。
ワイヤーはφ3mmの被服付きです。
材質は屋外なので全てステンレス製にしました。
被災時、前側のアンカープレートが外れたとしてもワイヤーが引っ張ってくれるので前には倒れないでしょう。
後ろには倒れるかもしれませんが、衝撃は少ないかと。
 
東日本大震災の震度5弱で、建物や車が激しく揺れているのを実際に体験したことで、大型地震の揺れを甘く見られなくなりました。
自分が作るものは、被害を出さないように出来る事はやっておく。
という信念のもとにDIYを施行しています。
 
これで本コンテンツは完了です。
 

▲2016,11,06

イメージ15

「まだだ!まだ終わらんよ!」

臭いんです。。 排水トラップを設置しなかったので、排水口から下水管の臭いが上がってきます。
今はそれほどでもないですが、夏場のことを考えると・・・

キッチンに付いているようなS字の管トラップは無理なので、排水口だけで排水トラップが出来る椀トラップにします。
ホームセンターで一番高さの低い物を購入したのですが、コンクリートにφ70の穴を開けなければなりません。


イメージ16

買っちゃいましたコアドリル! φ70の径で6000円!
これ購入するのすっごく悩みました。
第一に今回の工事以外では二度と使わない。
第二に掘る深さはたった40mm。
第三に、それで6000円。
レンタルも一見さんの個人には貸してくれない・・・

エアロ製作でも学んだ事ですが、
良い仕事には良い工具 が必要と言い聞かせ購入しました。


イメージ17

コアドリルで開口した画像です。
φ68の椀トラップがスッポリと入った時は感動しました。
たったこれだけの為のコアドリルでしたが予想以上の良い仕事をしてくれました。

1サイズ小さい45度エルボ配管を入れるため、埋まっている配管下側はリューターで切り取りました。
椀トラップと埋設配管の合いを確認しながら45度エルボを削って調整して椀トラップ裏側に接着。


イメージ18

排水パン上面をコンクリートカップで5mm削り込んで椀トラップを設置。内部や隙間はすべて防水モルタルです。
排水パンと椀トラップの合わせ部分は指先で均しています。

椀トラップ排水口完成です。
しゃぶしゃぶ鍋状の部分に水が溜まり、白いお椀でトラップ仕切りを作り、内部を水が流れる構造です。
単純ですが、よく出来た構造です。
全く臭いがしなくなりました。
この構造は浴室でよく見かけていましたが、初めて椀トラップの凄さを認識しました。
 
 
 
排水トラップは、至極当たり前のように設置されていて、気にも留まらない存在でしたが、
「無い」ことでこれほど必要性を感じた部品はありませんでした。
今回購入したものは、私が「欲しい」と思った物そのままの物が販売されていました。
DIYをやっていると「こういう物って無いかなぁ・・・」と思う時がありますが、今回のワントラップは
欲しい物がそのまま在ったことに驚きと感謝を感じました。
世の中に必要な物であったと認識した次第です。
 
排水トラップは絶対に設置しましょう!
 
これで本コンテンツは完了です。

▲2016,11,22


Refined MR2 トップページへ