本文へスキップ

Refined MR2 -フェンスDIY-

Refined MR2管理者の自宅の目隠しフェンスDIYの解説です。目隠しフェンスを自作しました。

Refined MR2管理者の自宅の目隠しフェンスDIYの解説です。目隠しフェンスを自作しました。

フェンスDIY

PC用サイトはこちら
私の家は国道に面しているのですが、車が3台停められるアスファルト敷きの駐車場があります。
お隣の敷地を駐車場として借りたので、今までの駐車場が庭として開放された状態です。
子供を遊ばせるにも、国道と庭との境にフェンスが無いので、いまいち不安でした。
庭でDIY作業をしていると国道を走る車の「目」が微妙に気になったりもしていました。
 
目隠しフェンスを作ることにしました。
 
ブロックで基礎を作って既製のフェンスを建てようと思っていましたが・・・
フェンスってお高いんですね。。
1800mmの長さで1万円超えてました。
家の外観を左右するエクステリアなので高いのも理解できるのですが・・・
 
ということで完全自作でフェンスを作製いたしました。


イメージ01

これが自宅の駐車場です。
歩道と駐車場の境にフェンスを建てます。
土木工事一番最初の「遣り方(やりかた)」を立てます。
今回は設置するブロックの水平を取るために必要です。
奥側は土間が土なので杭が簡単に打てましたが、手前側はアスファルトなのでカッターで切って掘り起こしました。
境界ブロックは切りたく無かったのでコンクリート釘で打ち付けて固定。


イメージ02

水平を出します。
画像中央バケツに乗っているのが、水栓柱,物置 DIYで紹介したレーザー墨出し器です。
 
一見しただけでは分からないですが、土間に傾斜が付いているようです。
手前側がアスファルトから230mm高さ、奥側が200mmとしました。
ブロックの高さが190mmなので低い方に合わせます。


イメージ03

奥側の土間は土なので捨てコンを打ちます。
スコップで150mmほど掘って、小石を敷き詰め大ハンマーで転圧。
500mmの鉄筋を2本、地中に打ち込んで、その頭に横金を針金で固定しました。
以前のDIYで余っていたインスタントコンクリートを流し込みました。


イメージ04

ブロックを並べて鉄筋を入れる所を白いスプレーでマーキングしました。
鉄筋はホームセンターで端材として売っていたもの。
アスファルトにφ10の穴を開けて、鉄筋をハンマーで打ち込みます。
ブロックが「倒れない」ようにします。
 
モルタルを40mmも盛る必要があるので型枠も作りました。


イメージ05

ブロックを並べる準備が全て整いました。
120mm幅ブロック14個。モルタル5袋。
 
トロ舟に水を入れてブロックに水分を与えておきます。
ブロック自体がモルタルの水分を吸収してしまって、モルタルに十分な強度が出なくなるとのこと。


イメージ06

水の量を減らした固めのモルタルを作ります。
そのモルタルを2列盛り、ブロックを静かに起きます。
水糸より少し高い位置まで手で軽く押し込んで、水平器を頼りにハンマーの柄で叩きながら調整します。
 
40mmもカサ上げする最初の方はうまくいかず、やり直しまくりでした。。


イメージ07

10個くらい並べたとこです。
慣れてきて気持ちに余裕が出始めた頃でもありますw
水糸に沿って水平に並んでいるのが気持ちいいです。
 
モルタルはブロック3個分づつ作っていきました。


イメージ08

ブロックを並べ終わったら穴にモルタルを投入。
今度は通常粘度に作ったモルタルです。
1cm隙の目地部分には養生テープを貼っておきました。
ブロック3つでモルタル1袋でした。
ブロック3つのモルタルを詰め終えたら<目地ゴテで目地を整えていきました。
初めてにしては上出来かと。
 
柱の穴は前もって養生テープを貼っておきました。


イメージ09

アルミ支柱です。
ホームセンターで50x30x4000で6000円でした。
それを1000mmづつに切断しました。
 
マスキングテープを貼って穴あけ位置をケガいた所です。
M5のボルト使用予定なのでφ7の穴を開けました。


イメージ10

柱建て。
普通粘度のモルタルを穴に8分くらい入れて柱を突き刺しました。
根元に水抜き穴を開けて丸棒を通してあるので高さ調整の心配はないです。
水平器で鉛直を出したらサポート材をマスキングテープで固定しました。
最初のうちに位置出ししておけばほとんど動きません。


イメージ11

横板です。
ホームセンターで安い板を買って防腐処理して・・・
と考えていましたが、ネットで良さげなお店を発見。
ホームセンターの倍の値段ですが、設計寸法でのカット、防腐塗装、配送
と考えると意外と安いことがわかり発注しました。
1枚だけ反っていましたが問題ありません。


購入したのは「ウッドデッキと木物屋」さんの杉板タイプです。
長さも種類があり、カット、塗装は無料です。
高価なレッドシダー板もあります。
アルミ支柱やネジなど、目隠しフェンスを自作する為の材料がこちらですべて揃います。
月曜日の発注で到着は金曜日でした。
カット後の塗装なので早い発送だと思います。
目隠しフェンスを自作したい方には必見のお店です。


イメージ12

横板取り付け方法は、ボルト-ナット固定です。
板にはφ5.5の穴を開け、サラ座ぐりを施してあります。
サラボルトM5X60-座金-バネ座金-ナットです。
タッピングビスでの固定も考えましたが、車や人の往来が多い国道なので、絶対に外れない方式にしました。
横板には前もって寸法を出しておいた穴位置にドリルで開口して順次取付けていきました。
水糸を張って天端のガイドにしておきました。


イメージ13

完成です。
下からアオリで撮っているので大きく見えますが、
実際は高さ1200mmくらいです。
強風時には風がモロに通る立地なので、
板の間は100mmにしましたが、もう少し詰めて
横板4枚でも良かった気がします。
 
完成したのにまだ遣り方が残っているのは、
ブロックの天端仕上げを行うか迷っているからです。
このままでも良いと思いますが、
何となくやっちゃいそうな気がしていますw



今回の総工費は
ブロック14個:1792円
インスタントモルタル8袋:4624円
アルミ支柱4m:5970円
横板 9枚:7568円
ボルト類小物:3000円
合計:22954円
工事期間3日。
型枠材や当て板などは自持ちを使ったので出費が抑えられたようです。
今回のDIYは、長さがあるだけでそんなに大変だったという印象がありません。
車の運転席の高さからの目線は感じなくなりました。
また、子供の遊び場としても閉鎖空間を作れたので良かったです。
以上、フェンスDIY レポートでした。

▲2017,05,14

Refined MR2 トップページへ