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Refined MR2 -間仕切り壁-

Refined MR2管理者の自宅 間仕切り壁の自作の紹介です。

Refined MR2管理者の自宅 間仕切り壁の自作の紹介です。

間仕切り壁 partition

PC用サイトはこちら
先週から取り掛かっていたリビングの間仕切りが完成しました。
掲示板で少し話しましたが、知人のセミプロ大工"アイスバーグ"さんwと一緒に作製しました。
・・・いや、8割方はアイスバーグさんが作製しましたw
私は彼が切断加工した材料を打ち付けただけです。。


下図はリビングだけを抜き出した間取りですが、25帖もあり形もイビツなので間仕切って部屋を2つに分けたいと思います。4帖半くらいですが、仕事部屋と模型の作業部屋にします。

右図の赤いラインで間仕切ります。
イメージ01


イメージ02

上の間取り図 中央あたりから左下を見た時の内観実写です。
作業部屋にすることだけは先に決めていたので、作業机を配置してありますが丸見えです。
ここに間仕切りを設けます。
白い棚があるので、それも間仕切り家具として流用することにしました。

製作当日の朝、アイスバーグさんとホームセンターで材料の買出し。2x4材を6本、1x4材を6本、天板となる化粧板を1本、石膏ボードを6枚購入。8000円くらいでした。


イメージ03

前もって寸法を測っていたので、簡単な図面だけでの製作です。床に墨を打って、2x4材で枠を組み、1x4材で間柱を入れました。
材料切断加工はアイスバーグさんが行い、私は電動ドリルでコーススレッドを打ち込んで固定しました。

間柱の間隔は455mmだとか、骨組み構造だとか知らない事ばかりで非常に勉強になりました。


イメージ04

天板と石膏ボードを取り付けた所です。
骨組みを壁と床に直接固定しているので、石膏ボードが付くとかなり強固な壁になりました。
このあとアイスバーグさんが壁下の巾木を取り付けてくれました。
買ってきた材料はこれですべて使い切り、この日の作業は終了です。

ホームセンターには希望の黒系の壁紙が売っていなかったので別ルートで購入することにしました。
マイホームのリフォームを行ってくれた業者さんに依頼してカタログから選んだ壁紙を取り寄せて頂きました。
長持ちさせるために「のり無し」タイプの壁紙です。
初心者で「のり無し」タイプは・・・


イメージ05

ここからは私だけの作業になります。
切断した石膏ボードの断面は弱いということだったので、ホームセンターでカド部分を補強する材料を購入して貼り付けてみました。のりが付いた網目状の補強材です。カドとなる3ヶ所に貼り付けました


イメージ06

石膏ボード繋ぎ目の段差、ネジ穴等を埋めて均一な面にするべくパテを塗りました。市販のペースト状のパテを使いましたが、車用と違ってヒケが多く、結局3回塗り込みました。
パテの段差を無くす程度に240番のヤスリをかけました。簡単に削れますが、部屋の中が粉だらけになりました。。


イメージ07

いきなりの完成画像ですw

壁紙貼りの工程は、ローラーバケットにのりを入れ、ローラーでのりを壁紙に均一に塗り伸ばして、接着面同士をくっつけて10分待ちます。(オープンタイム)
石膏ボードには貼る時の目安となる垂直な線を引いておいたほうが良いです。
壁紙の上方向を間違えないように、垂直線に合わせて貼り付けます。ナデバケで上半分真ん中に縦1本撫で付けて、その中心から左右斜め下に空気を抜いていくとうまく抜けます。下半分も同様に。
天板や巾木との段差に竹ベラでしごいて壁紙にクセを付けて、そこに金属性の地ベラを当ててカッターで切断します。地ベラを押さえつける力を9割として、残り1割程度の軽い力でカッターを入れると綺麗に切れるような気がします


イメージ08

2枚目は1枚目に5cmほど重ねて貼り、重なった中心あたりを地ベラを使って壁紙2枚まとめて切断します。
常にカッターの刃は折るようにして新しい刃で作業すると、あまり力を入れずに2枚切断できます。
そのあと、ローラーで繋ぎ目を圧着します。意外と綺麗に繋ぎ目は見えなくなります。
1枚貼り終える毎に、水で濡らして軽くしぼったタオルで壁紙や巾木等に付着したのりを拭き取っておきましょう。

壁紙貼りは結構面倒くさい作業ですが、一番見える部分なので手を抜かずに行うことが大事です。
まぁ、「壁紙 貼り方」でググれば専門サイトが多数ヒットするので、詳しく知りたい方はそちらをご参考ください。


実は間仕切り壁はこれで完成ではありません。
白い棚の背面に黒い化粧板を貼って「廊下」が出来た時点で完成となります。
ホームセンターには定尺以上の板が売ってないので、今はネットで検索して探しています・・・
最初は棚の色に合わせて白い化粧板を探していましたが、間仕切り壁の黒が意外と心に刺さってしまい、全面黒い壁にしたくなりました。

しかし、アイスバーグさんのおかげで素晴らしい壁が出来ました。ここまでの物ができるとは思っていませんでした。実際にかかった費用は17000円くらいです。
壁の骨組みや間柱といった構造や組み方、本当に勉強になりました。そして何より、やっていて楽しかったです。リフォーム屋さんで働いていれば良かったかな・・・w

この「間仕切り壁の自作」コンテンツは上記理由でまだ続きますが、今回は間仕切り壁が出来たことで一旦終了します。「廊下」まで完成した時にまた更新いたします。

▲2011,01,15


イメージ09

廊下となる白い棚の背面を造作していきます。
棚の背面を隠すという目的もあります。

棚の下部に巾80mmの化粧板を貼り付けます。
厚み2mmの黒塗りされただけの化粧板です。


イメージ10

その上に化粧パネルを貼っていきます。
商品名が「ウッディパネル」という商品です。
本当は910×1820というサイズであれば2枚で済んだのですが、この商品は450×1800というサイズが上限で、仕方なく4枚購入しました。
M4×30のドリルタッピングで留めました。
このパネルは厚み17mmです。
下部の80mmが15mmほど凹んだ形状になります。
巾木相当部が凹んでいるなんて、普通であれば考えられない構造だと思います・・・が!


イメージ11

こういう事がしたかった為に巾木部に段差を設けたワケです。
ホテルとかでありがちな足元を照らすライトです。
化粧パネル端面にラインLEDを貼り付けてあります。

長さ切り売りの絨毯を買ってきて廊下形状に合わせて貼り付けました。お客さんが通る通路なので、絨毯は必須でしょう


イメージ14

間仕切り壁の完成です。
この製作記のなかで、画像奥に白いラックが写っていますがw、ここにはやっぱりドア付けたいですね。
まぁそれは急ぐ事なくおいおいやっていきます




これで計画していた間仕切り壁は完成です。
ですが、ここまで出来た時点で「ドア」が欲しくなりました。実際に寸法を測ってみると、600mm巾くらいのドアになりそうですが、そんな物が売っているのかわかりませんw
壁紙もまだ残っているしノリ付きではないので時間が経っても使えます。なのでおいおい時間を見てドアを作ろうと思います。

▲2011,01,23


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