AndroidやiPhoneに先立って「スマートフォン」を謳っていた携帯端末W-ZERO3。
QWERTYキーボード付きでWindous mobileを搭載した携帯電話です。
13年に渡って使い続けてきましたが、先日解約しました。
今は亡きウィルコムが販売していましたが、Y'mobileが継続して端末は利用できていました。
ですが、時代の流れにより2020年7月でPHS回線の廃止がアナウンスされました。
今まではW-ZERO端末を電話とメール用に、データ専用SIMのスマホをネット用にと
2台持ちを続けてきましたが、PHS回線廃止の通知を受けて通信環境の見直しを行いました。
以下、私の携帯遍歴と備忘録の意味合いも含め、記事にいたします。
W-ZEROシリーズ5機種。
左から、
・初代 W-ZERO3(WS003SH)
・W-ZERO3[es](WS007SH)
・Advanced/W-ZERO3 [es](WS011SH)
・WILLCOM 03(WS020SH)
・HYBRID W-ZERO3(WS27SH)
キーボードを開いた状態です。
さすがに初代は大きいですが、携帯端末としてはこのサイズによくキーボードを詰め込んでくれたと関心します。
このキーボードのおかげで、メールはもちろんの事、自宅サーバの管理など重宝していました。
でもPHS回線という遅い速度はネックでした。。
・初代 W-ZERO3(WS003SH)
2005年12月14日
これは衝撃的でした。それまでは自宅サーバと接続できる端末を模索しているところでした。
Windows Mobile 5.0搭載でソフトも多様にあり、ターミナルービスクライアントをインストールして、無駄に自宅サーバに接続して遊んでいましたw
電話としては大きいので使いづらかったですね。。
・W-ZERO3[es](WS007SH)
2006年7月27日
初代が大きすぎたので小型化して携帯電話らしくなった端末です。
画面は初代より小さくなりましたが、解像度は同じVGAでした。
新たにシャープ製メーラー「W-ZERO3メール」がプリインストールされており、この時に取得したメールアドレスを今でも使い続けています。
・Advanced/W-ZERO3 [es](WS011SH)
2007年7月19日
通称アドエス。OSがWindows Mobile 6になり、画面がワイドVGA化されました。
ジョグ機能内蔵カーソルキー「Xcrawl」がウリだったようですが使いづらかったのでOFFにしていました。
打ち易いキーボードのバランスや大きさなどW-ZERO3シリーズとしては完成形だと思います。
ヤフオクで合計5台買い続けて最期まで使った端末です。
・WILLCOM 03(WS020SH)
2008年6月27日
Windows Mobile 6.1になり、物理キーを廃止してイルミネーションキーとなりました。
このイルミキーがワンテンポ遅く使いにくかったです。
全体的に動作のモッサリ感があり、画面が映らなくなったのでアドエスに戻りました。
・HYBRID W-ZERO3(WS27SH)
2010年1月28日
傾き掛けたウィルコムにトドメを刺した端末です。
W-ZERO3シリーズ最大の特徴だったQWERTYキーボードを廃止しました。
この端末は予約もしませんでした。画像の物はだいぶ後になってヤフオクで安くで購入したものです。
SIMカードを入れてみましたが、電波の掴みはシリーズ中最悪でした。
4代目までは新型発表ですべて予約して購入していました。
常用していたアドエスが壊れたときに、古い端末にSIMを入れて代用して使い回してきましたが、さすがに回線停止はどうすることもできないので、本腰を入れて次期端末を探しました。
まあ、キーボード付き端末は昔と違ってほとんど選択肢がないのですが・・・
・BlackBerry PRIV
スライド式キーボード付Android端末としては現在では唯一の製品です。
発売は2016年なので2年落ちになります。
25000円でヤフオクで購入。
回線はY'mobileで、今までのPHS契約をスマホプランに変更しました。U-SIMのみの契約です。
電話番号とメールアドレスもそのまま引き継げました。
PHS契約時に、PHS端末を追加して子供に持たせてあったのですが、それも今までと同じく基本料金無しで継続できるとのこと。
但しスマホ→PHSは無料ですが、PHS→スマホは通話料が発生するとのこと。
それに伴い、データ用で契約していたmineo回線を解約。
docomo回線SIMは返却が必要でしたので封筒で送付しました。
プラス、ここ5年は使用していなかったdocomo契約も解約しました。17年だったようです。
これで不要な回線をすべて解約してスッキリしました。
BlackBerry PRIV はいくつかバージョンがあります。私が購入したのはSTV100-3という日本限定モデルで、プラチナバンドと呼ばれるBand19に対応しています。
BlackBerry PRIVのレビューですが、重い!まあ他のスマホと比べても大型な部類なので仕方ないですが。。
とりあえず日本語入力方法の変更だけは行っておいた方が幸せになれます。
・IMEをWnn keyboard Labに変更。
標準の「BlackBerry キーボード」では日本語入力と英語入力の切り替えが、物理キーで出来ません。
Wnn keyboard Labは「Shift(⇑)」+「スペース」で切り替えられます。
また、キーボード上をなぞる事でマウスのように使える機能も持っています。
・英数入力時にピリオド「.」、カンマ「,」が「。」「、」になってしまう。
対策方法は「BlackBerry キーボード」のアンインストールです。
他の設定としてはBlackBerry HUBにメールアカウントを追加した程度です。
それ以外は他のAndroidとそう変わりはないので、自分で使い易くカスタマイズしました。
液晶保護フィルムと、純正 BlackBerry PRIVケースを取り付けました。
この純正ケースはよく出来ていますが、一回り大きくなりました。
今までがPHS回線と格安SIMだったので、今回のY'mobile SIMの速さには満足しています。
PRIV自体が新しい端末なので、古い端末と比べると動作速度なんてもう別次元ですw
今の世の中はこんなに早い速度でモバイルネットができているんですね・・・
今までの経験上、端末の故障はいきなり突然に訪れます。
今回はメイン端末を1台にまとめたので、アドエスのときと同じく予備機を購入しました。
環境も同じく設定しておきました。これで突然壊れても被害が少なくなります。
新しい相棒が出来た感じがして少しだけいつもと違う風景に見えます。
以上、携帯遍歴 レポートでした。
▲2018,09,15