長年の夢だった自宅ガレージを設置しました。
昨年あたりから、エアロ製作で賃借しているガレージ代がもったいなく感じていました。
家計を圧迫している訳ではありませんが、月3~4回程度しか行けず、 新しい家を購入してからは遠くなり、 尚且つ工具を自宅用とガレージ用と2つ購入するという不経済な状況にもなっていました。
実は昨年公開したフェンスDIYは、自宅ガレージの基礎の一部として製作しました。
(画像をよく見ると、養生テープを巻いたアンカーボルトが見えています。)
その後、時間的な余裕があるときに、残り部分の基礎を作っていきました。
昨年までのトップ絵は、基礎の型枠画像でした。
予算の目処も付き、昨年11月に発注しました。
物が大きいので、納品まで丸1ヶ月掛かりました。
そして、正月休み三が日に組み立てを行いました。
では、ガレージDIY組み立て記録を公開いたします。
購入するガレージは決めてあったので、サイトから基礎図をダウンロードして基礎寸法を出してあります。
画像左側にフェンスの基礎があり、それと平行に右側にも基礎を作ります。
実は左右で200mmも高低差があり、右側はブロックでは作れないので、型枠を組んでコンクリート立ち上げにしました。
120幅のカップセパレータをPコンで固定しています。
フォームタイはPコンの10倍のお値段だったのでw
インスタントコンクリート8袋分でした。
上の画像左奥の部分です。
ここだけ土だったので、土間コンを打って、ブロックで基礎を作りました。
傾斜しているので、水糸に合わせながらブロックを切って調整しました。
正直言うと、型枠組んでコンクリ流し込みの方が早かったと思います。。
コンクリートミキサー買っちゃいましたよw
昨年のDIYはコンクリ作業が多かったので体をいたわる目的で・・・
コンクリートミキサー まぜ太郎 120L AMZ-50Y
レビューを熟読して120Lのタイプを購入。
25Kgのインスタントコンクリートなら、2袋までは余裕で練ってくれます。
助手が一人付いた感じで非常に便利です。
上2枚のコンクリートはコレで練りました。
立ち上がり基礎 完成です。
右と左の高さの違いがわかりますか?
これが水平ラインなんです。
足早に紹介しましたが、フェンス完成からこの状態になるまで5ヶ月ほど掛かってます。
キャンプ行ったり、中2階作ったり、フード作ったりしてたので。。
購入したガレージは、
イナバ ガレーディア GRN-3662Hです。
壁面扉、ガラス窓、雨とい のオプションを付けて合計42万円でした。
いま左のリンクを見ると高くなってますね・・・
自宅の駐車場に置ける最大寸法の物を選定。
1連棟タイプでは最大サイズのガレージです。
間口3630mmX奥行き6275mmになります。
賃借しているガレージは5mX10mなので一回り小さくなります。
今回のこの自宅ガレージは、ガレージと言いつつ車は入れず、完全なエアロ工場として使う予定です。
以前のイナバ物置と同じく朝8時に届きましたよ。。
荷下ろしを手伝う事になっていたのですが、届けに来た配送業者のドライバーは・・・
おじいちゃん・・・でした・・・
内心大丈夫かな?と思いつつ荷下ろし開始。
そこはさすがプロだけあって手際よく、そして力強くテキパキと下ろして運んでくれました。
今までの物置と違って重いは量あるわ、、で、40分掛かって荷下ろし完了です。
写ってないですが、オプション類も積まれています。
開梱して各部品を所定の位置に配置しました。
真ん中でこんもりしてるのはシャッターです。
重すぎて一人では移動できませんでした。。
この開梱、配置作業は夕方まで掛かりました。。
ビニールゴミは45Lゴミ袋で4袋、ダンボールに至っては断熱化物置と同じくらいの体積になりました。
ごみ収集日に出しましたが、2つある収集ボックスの内1つがいっぱいになりました。。
地域の皆さんごめんなさい。。
2018年1月2日 組み立て開始です。
画像に写っている人物は、当掲示板へ最多書き込みの孤高の大工アイスバーグさんです。
この日は2人作業だったので、棟上まで終われば良いかなと思っていました。(棟木は無いですが)
朝9時からスタートしてお昼の時点がこの画像です。
いやぁ、早ぇ早ぇ。
組み立て易いというのもありますが、アイスバーグさんは大工という事もあって勝手を知っているので手際が良い。
16時頃の画像です。
シャッターを残して9割完成しました・・・
翌日は2人来てくれる事になっているのですが
シャッター取り付けだけで終わっちゃう。
3人でやれば1日で組み立てられる事がわかりました。
アイスバーグさん ありがとう!!
2018年1月3日 組み立て2日目。
この日は知人2人が手伝いに来てくれました。
残りのシャッター取り付けを行いました。
取説の予習で一番やっかいだと思っていた部分です。
前柱裏側に四角い穴が縦にたくさん開いていて、そこにシャッター側のツメを引っ掛けて、左右交互に一段づつ上げていく。
理屈は分かるしYOUTUBEでも勉強したけど、いかんせんシャッターが重過ぎる。。
いざ実践です。
ツメが角穴から抜けにくいんじゃないか?とか、重くて細かいコントロールできないんじゃないか?とか考えてたんですが、やってみたら意外と簡単でしたw
1ヶ所2人がベストです。一人が持ち上げる役、一人は抜いて差し込む役 とすれば確実でした。
それよりも分割されているシャッターを、横から差し込むのが大変でした。幅が3500mmあり、画像左側からしか差し込めないのですが、完全に車道に出てしまいます。
車が来ないタイミングを見計らって差し込みました。
手伝ってくれた二人は14時頃に引き上げました。
正月からこんな作業に付き合ってくれてありがとう!
その後一人で雨といやガラス窓、ボルトキャップ等を付けてガレージ組み立て完了です!
画像でわかるように、シャッターの土間部分に嫌な感じの直角三角形の空間ができています。
次はココを埋める為に土間打ち作業です。
有り物の鉄筋とコンパネで型枠作製して打設完了です。
ここでインスタントコンクリート4.5袋。
柱の埋設用に1.5袋でした。
700mm長さの鉄筋を地中に垂直に5本挿して、3500mmの鉄筋を2本横に入れてあります。
このあと様子を見て押さえを3回行いました。
う~ん、こうやって見ると壁のようだ。。
車を入れる場合は土間とスロープは必要だなぁ・・・
コンクリ打設後の最良の養生方法。
ちゃんとした強度、割れて欲しくない場所ではこの方法がベストのようです。
バスタオルを濡らして絞って型枠ごと掛けておく。
都度バスタオルに散水しながら湿度を保つ。
冬は湿度が低いので効率的な方法だと思います。
コンクリ打設と並行して防水塗装も行いました。
ロックの水性マルチシーラーと、床・ベランダ防水用グレー塗料です。
コンクリートブロックは水が浸透するので2回塗りです。
虫対策として、水切りとブロックの隙間にコーキングを打っておきました。
BDシーリング用曲がりノズル ←こういうL字ノズルが
あれば作業はラクです。
全体像。
こうやって離れて見ると相当デカいです。
過去最大のDIY物件です。
(まだ型枠が取れないので途中写真です)
休み中の突貫作業でやる事があり過ぎて、気が焦っていたのですが、ようやく余裕が出てきました。
自宅ガレージを所有した という実感が沸いてきました。
ガレージのDIY組み立ては、予習が過ぎたせいもありますが、想像していたより簡単でした。
ただ、失敗もありました。前柱すぐ隣の壁パネルがハマらない。。
土台と梁の段になっている所に嵌め込む構造なのですが、パネルが4mmほど干渉して入らない。
これの理由は、ネジ穴とバカ穴の中心が合っていなかった為です。
土台に前柱を固定する時、柱が重いため柱のバカ穴が下にズレた状態でボルトを締め上げていた。
梁も同じく、ツメを引っ掛けたままの状態でバカ穴がズレたままボルトを締め上げていた。
つまり2ヶ所で設計値とは違う位置で固定したので、差が積み重なってパネルが入らない内寸法になってしまった。
GRNガレーディアの組み立て時に気づいた事や、注意点などをまとめてみました。
・GRNシリーズ_組み立て注意点
・GRN壁面扉_組み立て注意点
ガレージDIYはまだ続きます。ガレージに最重要な照明がまだ付いていません。
照明やコンセント等の電設が完了して完全完成ですかね。
賃借ガレージからの引越しは大変そうだなぁ・・・
また更新します。
以上、ガレージDIY レポートでした。
▲2018,01,06
1/6の公開から週末ごとにガレージ作業(環境構築作業)をしています。
途中、インフルエンザで休んでいても関節痛が酷くて動けない時期もありましたが、 本日、電気工事が完了しました。
設置した電気設備は、LED投光器x6個、コンセントx2個です。
LED投光器は2つと4つに系統別けをします。。
電源は屋外コンセントから引き込みます。
家のブレーカを落としたくなかったので、コンセントプラグによる接続です。
自宅は元が飲食店だった過去があり、看板ライト用にこんな位置にコンセントがあったりします。。
内外装フルリフォームされていますが、コンセントは生きています。
メッセンジャーワイヤーでVVFケーブルを渡しました。
ケーブルハンガーは 電研社 U型ケーブルハンガー
入線カバーは パナソニック 防雨入線カバー
分電盤やスイッチを取付ける壁を作製します。
他の方の事例を参考に、同じようにイナバ純正Z金具を流用する方法で間柱を固定しました。
断熱化は今の所予定していませんが、ここだけ先に壁を作るので20mm厚スタイロフォームを入れておきます。
空間部分は分電盤が埋め込まれる予定地です。
壁を取り付ける前に、必要な配線をすべて引き回しておきました。
必要サイズにカットしたOSB板を貼り付け。
間柱と壁の工程は少し手間が掛かりました。
分電盤を埋め込みたいというだけの欲求のせいですw
OSBの開口面積はOKだったのですが、間柱とド干渉。。
間柱を外して干渉部をトリマーで削って取り付け。
分電盤は干渉なく収まったが、今度は埋め込み金具が間柱と干渉。。。
また外して削って・・・
そうこうしてやっと問題なく設置できました。
分電盤まわり完成!
ブレーカは15Aで、LED投光器用とコンセント用です。
この2つは別々の屋外コンセントから電源を取ってあります。
明工社 ジョイントボックスは、便利そうだったので購入。
スイッチは、パナソニック WTXのスクエアシリーズを採用。
左側の上スイッチがLED投光器2個用で、下スイッチが4個用です。
右側のスイッチは換気扇用ですが、まだ未購入です。
ここのスイッチ裏側にはスイッチボックスは使っていません。
OSB厚み9mmプラスしても33mmしか空間が無いため、
石膏ボード用C型はさみ金具 ←こういう金具で固定しています。
。
コンセントは中央柱の床高700mmに取り付け。
左右に取り付けたので必要十分です。
コンセントは、パナソニック 埋込ダブル グレーに、
パナ コンセントプレート スクエアタイプを選択。
なんで同じグレーのプレートが無いんだ??
一通りの配線作業が終わり、
コンセントのブレーカを入れて、
電動ドリルのコンセントプラグを差し込んで・・・
無事に動いた時は少し感動しました。
配線は梁の下側折曲がり部に通しています。
市販の配線モールを梁にビス直打ちしています。
外から見るとビスが出ています。。防錆用にタッチアップペイントは塗ってありますが、後々キャップを付けます。
見えづらいですが、差込コネクタが剥き出しな所もあるのでカバーを付けます。
LED投光器の中継ボックスです。
中央柱の上にあります。
ライトの配線を中央に集めて、入り口のスイッチまで配線しています。
上に伸びているケーブルは、対面のコンセントに繋がっています。
LED投光器x6灯の光量。
爆光です!!ここだけ昼間です。
影が出にくいライト配置にしたのですがまだまだ調整の必要ありです。
6灯すべて点けるのはエアロ塗装する時くらいかな・・
これでやっとガレージとしての機能が完備されました。
ガレージ内に転がっている追加注文したシャッター補強バーの取り付けだったり、
工場用換気扇の選定取り付け構想設計だったり・・・
他にもやる事いっぱいあるのですが、
とりあえず、賃貸ガレージから引っ越してこれる状況にはなった!
あちらのガレージも整理を始めなければ・・・
また更新します。
以上、ガレージDIY レポートでした。
▲2018,01,27